Claude Code周りの個人的思想

Claude Code
周りの思想
個人的な
Human Controllable
でなければならない
AI Agentが出してくるコードは読んで字の如くである。
人がコントロールできなくなった時点で、
私たちは単体テスト・統合テストしかすることができないし
そこで失敗されてしまったら、そのプログラムコードはAIしかメンテナンスできないし
メンテナンスをAIがちゃんとやってくれるとも限らない
結局のところ、どうしようもないまま放置するしかなくなってしまうのが関の山である

ではどうすればいいのか
優れた開発者たちは、特定の分野のアプリケーションの開発を円滑にするための
ライブラリやフレームワークを用意してくれており、
Webで言うとT3 Stack
やBetter T Stack
プロジェクトを作成しておくと
ある程度の品質の担保がされやすくなる

MCP
を活用しよう
適切な情報を渡すためのこれは非常に大事な話で、それができなければ非常に大きな苦労をすることになる。
TailwindCSS
のv4を入れてるのにv3の設定ファイルを生成してきたりなど
過去のバージョンで大きな変更があったものほど、過去の情報を参照したものを
使用されてしまい、うまくいかなくてトークンを無駄遣いされてしまう可能性がある
そんな時は、Context7やFirecrawlなどのMCPを利用していこう
さらに、公式がMCPを提供していない場合は、ドキュメントサイトの情報をローカルに保存し、
MCPとしてサーブさせるSiteMCPを活用するとより良い。

Hooksを活用しよう
-
Claude Code
が実行したコマンドの記録 - 完了通知
- 新規プログラム作成時やプログラム更新時の
Lint
,Format
- 自動的なテスト実行
など、自分がやらなくても勝手にやって欲しいことをやってもらえると
こちらとしては作業が少なくて助かるので、ガンガン設定していこう。
UserPromptSubmit
を使って、プロンプトの質を担保する
ユーザーがプロンプトを送信したとき、Claudeが処理する前に実行されます。これにより、プロンプト/会話に基づいて追加のコンテキストを追加したり、プロンプトを検証したり、特定のタイプのプロンプトをブロックしたりできます。
{
"session_id": "abc123",
"transcript_path": "/Users/.../.claude/projects/.../00893aaf-19fa-41d2-8238-13269b9b3ca0.jsonl",
"cwd": "/Users/...",
"hook_event_name": "UserPromptSubmit",
"prompt": "Write a function to calculate the factorial of a number"
}
ここのprompt
の部分を取り出して、TUIプログラムを動かせられれば、
そもそものプロンプトに概要を書いて、
TUI側で構造を持ったプロンプトを入力できるようにするという
プロンプト入力に介入するプログラムを作成することによる
入力の構造の品質の維持を行うことができる

もうMCP経由の処理をベースに操作させませんか???
ヒヤヒヤした処理を決して動かされたくないなら、操作の大半はMCPを経由させるべきだと思ってます。
役割 | 使用するMCP |
---|---|
ファイル操作 | Filesystem |
Webからの情報収集 | Fetch,FireCrawl |
開発上でわかったナレッジ保存 | OpenMemory |
デプロイ操作 | デプロイ先のサービスが提供してくれているMCP |
というように絞るのが良いかもしれませんね