Windows: winget: wingetでオプション付きで、アプリをインストールする
はじめに
winget では、インストール時にオプションを指定できます。とはいえ、まだ開発プレビューなので、すべてがうまく動いているわけではありません。
この記事では、知っていると便利なオプションの解説をします。 winget v1.0.11694で試した結果に基づいています
基本的なインストール構文
winget は、次の構文でアプリをインストールします。
winget install <package> [<オプション>]
<package>は、インストールするアプリのパッケージを指定します。指定の仕方は、wingetでの基本的なアプリのインストール方法を参照してください。
<オプション>は、インストーラの細かな動作を指定します。よく使うオプションは、この記事で解説します。
よく使うオプション
よく使うオプションを解説します。
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--help
install コマンドで使える各オプションについて出力しますPowerShellwinget install --help -
-i,--interactive
対話式のインストールを行います。ユーザーの入力が必要となる場合があります。PowerShellwinget install <package> --interactive -
-h,--silentサイレントインストールを行います。パッケージが対応している場合
PowerInstallwinget install <package> --silent -
-o,--log
指定したログファイルにインストールログを出力します。winget install <packag> --log <logfile> -
-e,--exact
英語の大文字小文字もふくめ、入力したキーワードに完全一致するパッケージをインストールします。主にidでパッケージを指定しますPowerShellwinget install --exact <package> -
-v,--version
指定したバージョンのパッケージをインストールします。~(このオプションを指定しない場合は、最新バージョンをインストールします)~PowerShellwinget install <package> --version <version> -
-l,--location
オプションで指定された場所に、アプリをインストールします。パッケージが対応している場合
現在、空白をふくむフォルダには対応していませんPowerShellwinget install <package> --location <installDir> -
--override
パッケージのインストーラに対して、オプションを指定します。
インストール先の変更など、アプリ毎の細かい指定にこのオプションを使います。
複数のオプションを指定したい場合は、引用符で括りますPowerShellwinget install <package> --override <installOption>
リンク
以下のリンクが参考になります。
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install コマンド (winget)
- Microsoft の公式ドキュメント
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