「個人開発の成功」って?
こんにちは。個人開発で食べている、あたか、です。
興味深い質問をもらいました。
前の記事
で、個人開発で達成したいことの1つに、「ゲームで成功したい」、と書いた所、相互フォロワーさんから「ゲームで成功する」とは
どういった状態だと思いますか?
という、興味深い質問をもらいました。
一般的に思いつきそうな成功例は、億万長者になる、有名人になる、などかと思います。
本当にそれが成功?
僕も会社を辞めた時の直近の目標は、2〜3年以内に個人開発だけで食べていけるようになる、だったので億万長者ではないにせよ、お金を成功地点に据えてはいました。
食べていけるようになるまでの過程で、一時期ツイッターで売上を公開していたこともあり、凄い!と褒められていい気持ちになっていた時期もありました。
しかし、個人開発仲間が増え、圧倒的に稼げている人達と知り会っていく中で、優越感はどんどんとしぼんで行き、前まであった幸福感は消えていきました。
そして今
食べていけるようになった今、収入はサラリーマン時代より少なく、億万長者にも有名人にもなってはいないけど、とても幸せな毎日が送れています。
その理由は、大好きな創作活動をいつでも好きな時に出来るからです。
個人開発は稼げていますが、絵を描くのも好きなので、漫画を描いてみましたが、こちらは全然儲かりません。
でも、個人開発の収入のおかげで、好きな時に好きなだけ漫画が描けます。
質問の答え
冒頭に書いた質問をもらった時、お金だと、もっとある人と比べてしまって、いつまでも虚しいだけだよな、と前から思っていたし、有名人といっても結局、あの人の方が有名だ、と新しい虚しさが増えるだけだと思ったので、じゃぁなんだろう...と改めてよく考えてみて出たのが、次の様な答えでした。
「好きなゲームを作った事で、また、好きな事ができる時間を得られる事」
これこそが成功だと。
まとめ
成功者は一般的に勝ち組などと言われますが、人と比べて自分は上、と、他人ありきの評価軸で自分の価値を相対的に決めています。
会社でも序列があり、評価というイベントで他人との競争を強いられますし、メディアも成功者(大体大金持ち)を取り上げることで、成功とはこういうものだ、という価値観を刷り込んできます。
そうして、自分はあの人より有名じゃない、あの人より偉くない、あの人よりお金が無い、と、人と比べ続けることでしか幸不幸を感じられない呪いにかかっていきます。
その呪いから抜け出し、自分のスキを自分のために好きなだけ追求できる状態になること、これが成功なんじゃないかと今は思っています。
そして、それを実現できる1つの希望が、個人開発なんだと思います。
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