食えるAndroidアプリにするコツ
こんにちは。
個人アプリだけで生活してる、あたか、です。
前に
「食べていけるアプリはこんな工夫してるんだよ」
という記事
を公開しました。
上記の記事で紹介しているアプリ
「しつこいTODO」
は、公開初月から売上1万円を超え、それ以降ずっと1万円以上稼ぎ続け、今月は3/13(土)時点で、サブスクだけで1万円を超え、順調です(^o^)b
そんなこんなで、順調なアプリのAndroid版を本日リリースしました🎉
TODOアプリは殺風景なものがほとんどで、もっとデザイン入ったほうがいいよねーって事で、デザインを頑張ったので、Androidでの実装はかなり苦労しました..
この記事では、そんな苦労した見た目を実現する方法を一通り紹介したいと思います。
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このアプリはサブスクが順調なので、サブスクを売るためにした工夫をまとめた記事も出すので、そちらもお楽しみに〜
ということで、本題どうぞ。
iOS風、リスト削除・並べ替えの実装方法
iOSだとUICollectionViewを使えば簡単にリストの並べ替えと、洗練された横スワイプでの削除ができますが。ががが。
Androidは、RecyclerViewでやると結構面倒ですよね。
特に、横スライドでの削除が超面倒。こんなやつ。
今回は、面倒な並べ替え、スワイプ削除を一発解決できるライブラリ
DragDropSwipeRecyclerView
https://github.com/ernestoyaquello/DragDropSwipeRecyclerview
で片付けました。
- 長押しでの並べ替え
- 右スワイプに別機能を割当て
- 行削除時の元データの管理の自動化
などなど、リスト操作でやりたいことが必要十分に揃いつつ、面倒な実装が一切ないので最高。
オススメです。
角丸Viewの動的な作成方法
AndroidでViewを角丸にしたい場合、drawableにこんなxml作って
<selector xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">
<item>
<shape android:shape="rectangle">
<corners android:radius="20dp" />
</shape>
</item>
</selector>
viewのbackgroundに指定する方法が一般的、というかそれしかないと思っていたのですが。
xmlで指定する方法は、静的に設定したい場合は便利ですが、しつこいTODOの場合、テーマ機能と行の背景色変更機能があるので
- テーマによって枠線の色が変わるし、
- 指定した色で背景色も変わる。
-
場所によって上だけもしくは下だけ角丸になる...。
組み合わせ分xmlを作るのは頭悪すぎるので、動的にコードからもろもろ指定できないものか調べたら、ありました!
GradientDrawable
こいつに、角丸、文字色、背景色、枠線の太さ・色を指定して、backgroundにセットすると、xmlでやっていたようなことがコードから動的に行なえます!
スゴイ。
val gradientDrawable = GradientDrawable()
// 角丸指定
val radius = 40
gradientDrawable.cornerRadii = floatArrayOf(
radius, radius, radius, radius, // 上の角丸
radius, radius, radius, radius) // 下の角丸
// 枠線の太さと色
gradientDrawable.setStroke(2, Color.parseColor("#COLOR_CODE"))
// 背景色
gradientDrawable.setColor(Color.parseColor("#COLOR_CODE"))
// セット!
hogeView.background = gradientDrawable
これ、めちゃくちゃ便利なのでぜひ活用してみて下さい。
動的な画像の色変え方法
しつこいTODOは、テーマを入れ替えると、背景画像が変わるだけじゃなくて、文字色、枠線の色の他に、
ボタンの色も変わります。
さらに、チェックボタンは選択状態とそうじゃない状態でも色が変わります。
テーマ毎に全部色が違う上に、テーマをポロポロ追加しているので、そのたびに色違いのボタンを用意するのはキツいので、画像を1種類だけ用意して、ボタンの色をコードから動的に変えています。
こんな感じ。
val colorStateList = ColorStateList(
arrayOf(
intArrayOf(android.R.attr.state_selected), // 選択状態
intArrayOf(-android.R.attr.state_selected) // 非選択状態
),
intArrayOf(
Color.parseColor("#COLOR_CODE"), // 選択状態時の画像色
Color.parseColor("#COLOR_CODE") // 非選択状態時の画像色
)
)
checkBtn.backgroundTintList = colorStateList
これも、凝ったアプリを作る時に重宝するので、ぜひ活用してみてください。
背景にパターン画像を動的にセットする方法
テーマ変更機能用に色々な背景画像を用意していますが、端末のサイズは様々なので、上下左右が綺麗につながるパターン画像を用意して表示しています。
パターン画像をViewの背景に表示させるのはこんなコードです。
val imageID = requireContext().resources.getIdentifier("画像ファイル名", "mipmap", requireContext().packageName)
var bgBitmapDrawable = BitmapFactory.decodeResource(requireContext().resources, imageID).toDrawable(requireContext().resources)
bgBitmapDrawable.tileModeX = Shader.TileMode.REPEAT
bgBitmapDrawable.tileModeY = Shader.TileMode.REPEAT
hogeView.background = bgBitmapDrawable
これで、こんな画像が
こんな感じに表示されます。
ただ、画像のパターン表示は、OppoのReno Aという端末でだけ、引き伸ばされた変な表示になっちゃう問題が確認されています。
対応方法はまだ分からなくて、まだ今も困っています..
文字に打ち消し線を入れる方法
だんだん珍しくない方法になってきていますが...、せっかくなので載せておきます。
これが
こうなるやつ
val paint = textView.paint
if (checked) {
// 打ち消し線、入れる
paint.flags = textView.paintFlags or Paint.STRIKE_THRU_TEXT_FLAG
paint.isAntiAlias = true
} else {
// 打ち消し線、消す
paint.flags = 0
}
しつこいTODOでは文字の色もついでに変えています。
使っている素材のリンク
最後に、アプリで使っている素材の出どころを紹介します。
アプリ内のモノクロフラットアイコンは以下
ICOOON MONO (商用利用無料)
https://icooon-mono.com/
iconmonstr (商用利用無料)
https://iconmonstr.com/
設定画面のカラフルなフラットアイコン
FLAT ICON DESIGN (商用利用無料)
http://flat-icon-design.com/
魅力的な背景画像
freepik (有料画像使ってます)
https://jp.freepik.com/
そんな感じです!!
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