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[2023年5月版]Chromebookで複数アカウントでLinux使おうと思ったらハマったので再構築

2023/05/16に公開

Chromebookに複数アカウントでログインしてハマった話

Chromebookを複数アカウントでログインして使用する場合に最も注意が必要なのが、Linux環境Androidアプリ最初にログインしたアカウントだけで有効になっている、という点です。

私は以下のことをChromebookでやりたかったので、モロにひっかかりました。

  • やりたいこと1: アカウント①でこれまでのようにYoutubeやSNSをAndroidアプリから利用したい。
  • やりたいこと2: アカウント②でLinux環境からghコマンドでGithubにログインしてVSCodeでウェイウェイしたい。
    → VSCode使いたいけどYoutubeのアカウントが切り替わるとお気に入りのチャンネル登録が全消えになってて萎える。。。

というかなりワガママな要求ではあって。。。

しばらくやりたいこと②を諦めていたのですが、メインマシンが専有されてしまい、どうしてもChromebookでの記事の執筆がしたかった、というかこのメインマシンはいろいろ実験をするマシンでもあるので重い処理をやらせると記事が並行して書けなくなる、という問題もあらわになりました。
やはりめっちゃサブのこのChromebookでもVSCodeでウェイウェイする環境が必要になったというわけでございます。

実はアカウント①のChromeにアカウント②のGithubアカウントを追加してghコマンドでログインするのが手っ取り早いのですが・・・Githubにはすでにアカウント①でも複数のGmailでのアカウントがあるのでもうログイン切り替えるのめんどい状態なわけです。
というわけでアカウント①で作ったLinux環境からghコマンドでアカウント②のgithubにログインしたい、というのが根本の問題です。

対応策

アカウント①で動かすLinuxにアカウント②からSSHできないか?とか考えましたが、いろいろいじっているとターミナルアプリのウィンドウが"他のアカウントに移動"できるので、この状態でアカウント②のChromeでログインできればOKじゃないか?と思ってやってみたらイケました。
ただし、アカウント②で作っていた過去のLinux環境はいったん、破棄です。

対応手順

以下に具体的な対応手順を示します。また手元のChromeOSは以下のバージョンです。

  • Chrome OS バージョン: 113.0.5672.114(Official Build) (32 ビット)

手順は以下のようになっております。

  1. アカウント②のLinux環境を削除
  2. アカウント①でLinuxを構築
  3. アカウント②にログイン
  4. アカウント②でChromeを開き、Githubにログインしておく。
  5. アカウント①でターミナルを開く
  6. ターミナルのウィンドウの上の部分を右クリックして "アカウント②にウィンドウを移動する"をクリック
  7. ターミナルで 'gh auth login'
  8. ブラウザでログインを選択し、アカウント②のブラウザで gh コマンドの権限を許可などする
  9. 認証コード入れるなどしてログインする
  10. ターミナルでログイン成功しているはず。gh clone などして作業フォルダに移動する。
  11. アカウント①でVSCodeを起動する

これでアカウント②のログインを使用してアカウント①側のVSCodeで作業できるようになりました。

また上記の手順でLinux環境を再構築したので前回の手順で環境を再現したのですが、IMEの設定が簡単になっていたので次の記事で設定方法を記載します。

無事に本記事も書けて良かった!

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