上り下り90Mbps程度しか出なかった回線を少しいじって約3倍の速度を出せるようにした話
家の回線をいじって約3倍の速度出せるようにしたって話です。
結論から先に言ってしまうと、
- ルーターをIPV6+対応の物に変えた。
- モデムとルーターの接続方法を変えた。
この二点になるのですが、
どういう経緯だったかというのをこれからお話します。
家の環境スペック
- まぁまぁおっきい集合住宅
- 回線はSo-net光@IPV6+対応
- 既存ルーターはTP-LINK AC1200
ルーター自体は4年前でWIFI5・IPV6+には非対応
まぁそれにしても正直90Mbpsしか出ないのは遅すぎるとは思っていました......
今回購入したルーター
今回購入したこちらはWIFI6・IPV6+対応で、
値段もお手頃且つ中々いい速度を出してくれそうなスペックです。
それでは早速ルーターを取り替えていきたいと思います。
ルーターを取り替えた結果
4年前のルーターから最新のIPV6+対応の
つよつよルーターに取り替えた結果どうなったかというと、
ンンンンンンンンンンンンんんんんmんんn?????????????
速度全然変わらんが!!!?!?!!!!!??
はい。
という事で速度が全然変わりませんでした。
因みに回線は無事IPV6での通信に成功しておりました。
では問題は一体何なのか。
流石にIPV6+の回線を使って且つルーターを買ったのに、
このまま諦めるわけにはいきません。
原因究明といきましょう。
- そもそもうちは集合住宅
- それにしてもルーターを変えてミリも速度が変わらないのはおかしい
- 接続自体も問題なく出来ていてプロバイダの問題でもなさそう
- モデムやルーターの問題?
- モデムそういうや見てないな?????
モデムを確認してみる
自分が回線を引いたわけではなかったので、
家族に確認をとりモデムを見に行ったところ。
モデムは特に関係なさそうだったものの、
モデムの先によくわからない機器が接続されていました。
ん?????
なんだこれは??????
という事で調べてみることに、
スイッチングハブ
どうやらこれはスイッチングハブというものらしく、
モデムにこいつを噛ませる事で、
一つのモデムに対して複数のルーターを接続できるものらしい。
マンションでよく見るこいつ。
こいつの正体はモデムからハブを噛まして、
各部屋に口を伸ばしているという代物ということですね。
そして先ほどの見るからに古いこいつですが、
古いスイッチングハブはどうやら
最高速度が100Mbpsまでしか出ないように設定されているらしく、
こいつが諸悪の根元っぽいことがわかりました。
ハブを噛まず直接ルーターを繋いでみる。
もうここしか思い当たる点がないので
神に祈りながら直で繋いで速度テストを行ってみます。
きたあああああああああああああああああああ!!!!!!!
という事で無事に約3倍ほどの速度を出すことに成功しました。
今回のまとめ
- 速度が出ない場合はまずプロバイダのHPから通信テストを行い、ちゃんと通信が行えているかの確認をする。
- ルーターが古くないか・プロバイダの通信方式にマッチしているかの確認をする。
- そもそもモデムからどのように繋がっているのかの確認
- スイッチングハブが噛んでいるならハブを新調するかルーターを直繋ぎする。
家の回線の速度が出ないと思ったらこの辺りを確認するようにしたいですね。
スイッチングハブは使った事がなかったので、
今回の件は色々と勉強になりました。
続編がありました。
Discussion
無知で申し訳ございませんが、ハブを噛まず直接ルーターを繋いでみるとはどういうことでしょうか。モデムのLINEケーブルを壁のハブにつながるのではなく、そのままスマホやPCに繋がるということでしょうか?
質問ありがとうございます!!
使用したいルーターに挿したLANケーブルをスイッチングハブを無視して直接モデム(正確にはONU)に接続した形になります。
私の家の構造上可能でしたが家によっては凄く距離が必要になるので、凄く長いLANケーブルが必要になると思います🥲
(私の場合でも相当長いものを購入しました)
なので安く済ませたい場合は長いLANケーブルを使ってスイッチングハブを無視
快適さを優先するのであれば
(スイッチングハブで各部屋に子機を置く必要があるような場合)
1000Mbps対応のスイッチングハブを購入した方がいいように思います!
また、近年は1000Mbps対応スイッチングハブの値段も落ち着いたなのでお求めやすいみたいです!