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【入門#11】TerraformでRoute53(サブドメイン用Aレコード)を作ろう
今回の目標
Terraformを使って、Route53のホストゾーンにAレコード(サブドメイン)を作ります。
将来的には下記のシステム構成図になるように進めていきますが、今回はその中のAレコードに絞って解説します。
◯今回のシステム構成図の全体像
関連記事:https://zenn.dev/alt_tanuki/articles/7c1f97da33496b
前提
下記を行いRoute53にホストゾーンが作成済みであることとALBが作成済みであることです!
【入門#2】Route53の設定を行おう(手動作成分のみ)
【入門#10】TerraformでALB/ターゲットグループを作ろう
ではやっていきましょうー!
既存のホストゾーンを使用する設定を書いていきます
よくある例として、既存リソースはdata.tfに記載していきます。
data.tfを手動作成し、下記を記述していきます。
# 既存のホストゾーン
data "aws_route53_zone" "cask_tokyo" {
name = "cask.tokyo."
private_zone = false
}
dataを使用するとAWSで既に作成済みのリソースをTerraformで参照できるようになります。
このあと、ホストゾーン配下にAレコードを作成して行きます。
Aレコードを書いていこう!
# Route53 ALB用Aレコード
resource "aws_route53_record" "cask_tokyo_ec2_alb_a" {
# サブドメイン設定
name = "ec2.cask.tokyo"
# Aレコード
type = "A"
# ALBに紐づける設定
alias {
name = aws_lb.cask_tokyo_ec2.dns_name
zone_id = aws_lb.cask_tokyo_ec2.zone_id
evaluate_target_health = true
}
# ホストゾーンID
zone_id = data.aws_route53_zone.cask_tokyo.zone_id
}
実行してみよう!
terraform applyを行うと。
ALBに紐づくAレコードの完成です!
簡単ですね!!
下記の記事を目次として、入門#1から順にTerraformで環境構築を学べます。気になる方はぜひ見に来てください!
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