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エンジニアの創造性を刺激する社内制度のお話

2023/05/12に公開

こんにちは、アルダグラムの開発ユニット長の田中です。

GWは富士急ハイランドに遊びに行ってきました。

絶叫マシンの余韻がまだ残っています笑

※KANNAは富士急ハイランド様にもご利用いただいています!

今回はユニークな社内制度でもある「半月IC制度」についてご紹介いたします。

半月IC制度とは

この制度は、「エンジニアが2週間の間、自由に技術的な課題に取り組むことができる」社内制度です。

従来の機能開発から離れて、Individual Contributor(チームや人のマネジメントをしない技術の専門職、個人貢献者)となってもらい、自由なタスクに集中して取り組むことができます。

そのため自分のアイデアを自由にプロダクトに反映することができます。

さらに、最終日には取り組んだ内容について社内で勉強会を開催し、ブログで外部に発信を行います。

勉強会後には交流会を開き、ピザや寿司をみんなで食べながら担当者の取り組みを讃えています。

これによってエンジニア文化の醸成や交流を促進し、より創造的で自律的なチームづくりを目指しています。

つまり

「創造的なエンジニア文化の構築」+「社内エンジニアの技術交流」+「採用コンテンツの充実」

を目的とした制度となります。

制度の背景

半月IC制度は、以下のような課題を解決するために考案されました。

  • 日々の業務で感じる重要だが緊急でない技術的な課題に対処できていない
  • ビジネス系のタスクがメインで、エンジニアの自律性が十分に発揮されていない
  • 技術的な話題を共有する勉強会が不足している

これらの課題を解消することで、エンジニアがより自律し、充実した職場環境で働くことができるのではないかと考えたのがきっかけとなります。

制度のルールと進め方

半月IC制度では、リファクタリング、パフォーマンス改善、CI/CD整備、生産性向上などの非機能要件に取り組みます。

※新機能の開発や既存機能のUI変更などの機能開発は対象外となります

進め方は以下の流れとなります。

  1. Notionの専用カレンダーで期間を指定し、実施者が入力します。詳細ページには、取り組む内容、その対象のpull request、発表会資料と勉強会で食べたいものを記載します。

  1. エンジニア全員が集まる朝会やスプリントレビューで、取り組んでいる内容や進捗を報告します。適宜、PRを出したり、Slackのチャンネルで報告します。
  2. 最終日に発表資料やブログを執筆します。
  3. 勉強会を開催し、社内外のエンジニアに成果や技術的学びを共有します。
  4. 最後に盛大にお祝いを行い、半月IC制度の成功を祝福します🎉

勉強会での発表に関しては、担当者の負担にならようにラフな資料で良しとしています。

まとめ

半月IC制度は、エンジニアに2週間の自由な技術探求の時間を提供することで、エンジニアの創造性を刺激し、技術力の向上やエンジニア文化の醸成を目指します。

この制度を活用することで、エンジニアは日々の業務に追われることなく、自己成長やチームの総合力向上につながる取り組みができるようになります。

今後も半月IC制度を活用して、新たな挑戦を行っていきます!

補足

過去の半月IC制度の取り組みを一部ご紹介します。

https://zenn.dev/aldagram_tech/articles/rails-strategy-refactoring

https://zenn.dev/aldagram_tech/articles/73c68a716c60d7

https://zenn.dev/aldagram_tech/articles/76f49e46e37cc1

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