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Linux UbuntuでXbox エミュレーター「xemu」を使う方法

2024/03/13に公開

Linux Ubuntu でXbox エミュレーター「xemu」を使う方法を紹介します。

xemuの公式ページ:Download | xemu: Original Xbox Emulator
https://xemu.app/docs/download/

インストール方法

インストール方法は複数ありますが、「Flatpack」を使うのが最も簡単です。

Flatpakのインストールと準備

まず、Linux Ubuntu 環境でFlatpackを使う準備をします。

やり方はこちらのページに書いてあります。
Flatpak—the future of application distribution https://flatpak.org/setup/Ubuntu

手順は以下の通りです。

1. Flatpackをインストール

 sudo apt install flatpak

2. ソフトウェア Flatpak プラグインをインストール

sudo apt install gnome-software-plugin-flatpak

3. Flathubリポジトリを追加する

 flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://dl.flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo

4. システムを再起動する

Flatpakでxemuをインストールする

Flatpakでxemuをインストールするには、ターミナル上で、次のコマンドを入力します。

flatpak install -y app.xemu.xemu

※インストールするには、インタネット環境が必須です。

※インストール中はファイルがダウンロードされるため、時間がかかります。

Flatsealをインストールする

Flatpackを利用してxemuをインストールすると、HDD イメージにアクセスできなくなります。

そこで、Flatsealをインストールして、HDDイメージにアクセスできるようにします。

こちらにやり方が書いてあります。

Troubleshooting | xemu: Original Xbox Emulator https://xemu.app/docs/troubleshooting/

1.Flatsealをインストール

下のページにアクセスしてFlatsealをインストールします。ボタンを押すだけです。

Install Flatseal on Linux | Flathub https://flathub.org/apps/com.github.tchx84.Flatseal

インストールが完了したら、Flatsealを起動させます。

2.app.xemu.xemu を選択

Flatsealのメニュー画面(左のサイドバー)にxemuのアイコンがあるので、それを選択します。

xemuを選択すると、右側に設定項目がずらりと表示されます。

3.filesystem sectionで許可する

設定項目の中にfilesystem という項目があり、それを全部許可します。

(本来はxemuの設定ファイルのみを許可するだけでOKですが、やり方がわからないので、とりあえず全部許可しておきます。)

これで設定は終了です。

HDDイメージにアクセスできるようになり、無事にxemuを起動できます。

xemuの設定

xumuを起動すると、最初にシステムの設定画面が表示されます。

設定方法は基本的にWindowsの場合とほぼ同じです。

https://zenn.dev/akibaburari/articles/8b4a573c971150

xemuエミュレーター起動に必要な3つのファイルは以下の3点です。

MCPXブートROMイメージ

BIOS

HDDイメージ

この3つのファイルは以下のページからダウンロードできます。

https://drive.usercontent.google.com/download?id=1-TCzwQanBjT26yq1bHmzxrJUZmj0Uxsl&export=download&authuser=0

※ウイルスなどはありません。圧縮されているので展開してください。

HDDイメージはこちらのxemu公式サイトからもダウンロードできます。ページの下の方にあります。

Required Files | xemu: Original Xbox Emulator https://xemu.app/docs/required-files/

xemuを起動してファイルを設定する

xemuのシステムからファイルを設定していきます。

MCPXブートROMイメージ → mcpx_1.0.bin

BIOS → Complex_4627.bin

HDDイメージ → xbox_hdd.qcow2

設定が終えたら、一度xemuを閉じてください。

ゲームを選択する

xemuのメニュー「Machine」→「Load Disc」からゲームのROMを選択すると、ゲームが始まります。

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