100秒で理解するPolyfill

2024/05/25に公開

はじめに

この記事の内容は、以下の動画でも解説しているので、ぜひ見てみてください。他にもWebに関する解説動画を投稿しているので、良ければチャンネル登録よろしくお願いします!

https://youtu.be/EL7UGJks-lw?si=EOsJRPKaVKqRRrmC

Polyfillとは?

Polyfill とは、簡単に言うと、古いブラウザでサポートされていない機能を使えるようにするためのコードのことです。

ポリフィルとは、最近の機能をサポートしていない古いブラウザーで、その機能を使えるようにするためのコードです。大抵はウェブ上の JavaScript です。

MDN - Polyfill (ポリフィル)

...と言っても、これだと難しくてよく分からないですよね。そこで、今回の記事では「Polyfillとは何なのか?」について、100 秒でざっくりと解説していきたいと思います。

Polyfillの概要

例えば、開発中のプロジェクトで、JavaScript の Promise を使うことを想像してみましょう。

JavaScript の Promise は、現在ほとんどのブラウザで実装されている機能ですが、一部の古いブラウザではサポートされていないという問題があります。

では、古いブラウザでも Promise の動作を保証したいと思った場合、どうすれば良いでしょうか?

そこで登場するのが「Polyfill」です。

Polyfill は、古いブラウザでサポートされていない機能を使えるようにするためのコードのことで、例えば次のような JavaScript コードのことです。

Polyfill を用意するための方法は、主に次の2つがあります。

  • 自分で置き換えるためのコードを書く
  • ライブラリを使ってコードを読み込む

例えば Promise の場合、以下のようなライブラリがあります。

もし、適切な Polyfill を見つけるのが面倒であれば、Fastly や Cloudflare が提供している次のサービスを使うと、簡単に欲しい機能の Polyfill を読み込むことができます。

おわりに

「100秒で理解する」シリーズは、他にもいくつか記事を書いています。この記事が役に立ったと思った方は、他の記事もご覧ください!

参考文献

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