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PowerAutomateでKimi.aiのAPIを叩いてみた
記事概要
PowerAutomateのクラウドフローを使って、Kimi.aiのAPIを叩いてみた記録です。
以前 kintoneとDeepSeekを連携した記事を書きましたが、それのKimi.ai版ですね。
API KEYの生成
Kimi.aiはこちらです。Kimi.ai
まず、APIの管理画面にログインします。
アカウントを作った時点で、15元が無料で割り当てられる様です。うれしいですね。
API KEYを作ります。API KEYはあとから参照できないので、コピペして保管しておく必要があります。
実装
PowerAutomateのクラウドフローを使いますが、トリガはkintoneのレコード追加を使用します。
HTTPコネクタでKimi.aiにリクエストを投げる部分と結果をkintoneに書き込む部分の2ステップですね。
今回使用したAPIのドキュメントはこちら
ヘッダー部はこんな感じでシンプルですね。
ボディ部はKimi.aiのドキュメントを参考に書きました。
role:systemの部分はAPIドキュメントからそのままですが、中国語であなたはkimiAIだよ。ちゃんと答えてねみたいなことを書いてありますね。
レスポンスは下記の様な感じで戻ってきました。
{
"id": "chatcmpl-***************",
"object": "chat.completion",
"created": 17380*****,
"model": "moonshot-v1-8k",
"choices": [
{
"index": 0,
"message": {
"role": "assistant",
"content": "ここに回答"
},
"finish_reason": "stop"
}
],
"usage": {
"prompt_tokens": 2638,
"completion_tokens": 120,
"total_tokens": 2758
}
}
この回答部分を拾って、kintoneにコメントを返します。
ちゃんと回答が拾えていますね。
まとめ
PowerAutomateから問題なく、Kimi.aiのAPIを叩くことができました。
現状(2025/1/28時点)、Kimi.aiにはオプトアウトがないので、実務で使えるかは疑念がありますが、今後オプトアウトが実装されることがあれば、実務活用を考えてもよいかもしれません。
執筆担当:開発担当(エンジニア)
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