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PowerAutomateでKimi.aiのAPIを叩いてみた

2025/01/28に公開

記事概要

PowerAutomateのクラウドフローを使って、Kimi.aiのAPIを叩いてみた記録です。

以前 kintoneとDeepSeekを連携した記事を書きましたが、それのKimi.ai版ですね。

API KEYの生成

Kimi.aiはこちらです。Kimi.ai

まず、APIの管理画面にログインします。

https://platform.moonshot.cn/console/account

アカウントを作った時点で、15元が無料で割り当てられる様です。うれしいですね。

API KEYを作ります。API KEYはあとから参照できないので、コピペして保管しておく必要があります。

実装

PowerAutomateのクラウドフローを使いますが、トリガはkintoneのレコード追加を使用します。

HTTPコネクタでKimi.aiにリクエストを投げる部分と結果をkintoneに書き込む部分の2ステップですね。

今回使用したAPIのドキュメントはこちら
https://platform.moonshot.cn/docs/api/chat#单轮对话

ヘッダー部はこんな感じでシンプルですね。

ボディ部はKimi.aiのドキュメントを参考に書きました。

role:systemの部分はAPIドキュメントからそのままですが、中国語であなたはkimiAIだよ。ちゃんと答えてねみたいなことを書いてありますね。

レスポンスは下記の様な感じで戻ってきました。

{
  "id": "chatcmpl-***************",
  "object": "chat.completion",
  "created": 17380*****,
  "model": "moonshot-v1-8k",
  "choices": [
    {
      "index": 0,
      "message": {
        "role": "assistant",
        "content": "ここに回答"
      },
      "finish_reason": "stop"
    }
  ],
  "usage": {
    "prompt_tokens": 2638,
    "completion_tokens": 120,
    "total_tokens": 2758
  }
}

この回答部分を拾って、kintoneにコメントを返します。

ちゃんと回答が拾えていますね。

まとめ

PowerAutomateから問題なく、Kimi.aiのAPIを叩くことができました。
現状(2025/1/28時点)、Kimi.aiにはオプトアウトがないので、実務で使えるかは疑念がありますが、今後オプトアウトが実装されることがあれば、実務活用を考えてもよいかもしれません。

https://formbridge.cn/public/form/show/34f14659a187b193890aa5a8b28e231f09ef9a6c151e4fd3df2a344ef8363ac1#/

執筆担当:開発担当(エンジニア)

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