リモート中心チームがリアル集合!チームビルディング実践レポート!
こんにちは!
イオンスマートテクノロジー フロントエンド開発チームの久保、関根、堀内、矢追です!
この記事はAEON Advent Calendar 2024の25日目(最終日!)です!🦌🛷🎅🏻🎄
はじめに
私達の所属するフロントエンド開発チームには26名のメンバーがおり、スクラムとその大規模フレームワークである LeSS を用いて日々のプロダクト開発を進めています。
チームの働き方はほぼリモートです。
サテライトオフィスのある WeWork に出社して顔を合わせる機会もありますが、チーム全員が集まる機会というのはなかなかありません…
ということで!
12/16 (月) に「チームビルディング 2024」 と称し、チームメンバーが一堂に会するチームイベントを開催しました!
当日はワークを3つやったのでそれぞれ紹介します!
ワーク1:メンバーを知る
目的
- チームメンバー同士がお互いの得意なこと(強み)や大切にしている価値を知ることで、ひとり一人の力を最大限に引き出す
- リアルの対話を通じて信頼関係をかたちづくる
- お互いの期待を知ることで円滑な意思疎通とチームの成長を促す
採用したワーク
ドラッカー風エクササイズ(B面の一部ミックスVer.)
工夫した点
- イベント当日お休みの方や、オンラインで参加のメンバーもいたが、その方達も含めてチームメンバー全員で実施したかったため、オンラインホワイトボードで作成した
- オンラインホワイトボード上で事前に質問に答えていただいた上で、当日はメンバー同士の会話の時間を長くとれるようにした
- 問については、B面の「自分の地雷はなにか?」を取り入れた(過去にこの質問がその後のチームビルディングに大きな影響を与えたことがあったので)
質問はこんな感じ
結果こんな感じになりましたー(ワイワイ)
ふりかえり・感想
- 皆さんの普段あまり見えない部分が言語化されていて、とても楽しいボードになりました(永久保存版)新しい方がJOINしたときに見てもらうものとしても、十分価値があると思います。
- なんとなくふわっと終わってしまったが、最後チームごとに感想や盛り上がった点などを共有してもらう場を設けられるとより良かったな。
- 自分が期待されていると思っていること、と実際にチームメンバーから期待されていることとのギャップを浮き彫りにしたいと思ったが、そのあたりの説明がうまくできていなかったことで、その人に対しての思いや感想が書かれてしまっていたチームもあった(それはそれで意味はあると思いますが…w)
- オンラインのホワイトボードに書いたことで、余った時間を違うチームのボードを見たり、書き込んだりすることができたのは良かった。
でもね…
今回はリアルで顔を合わせてチームメンバーで話す!ということだけでも十分意味があると考えていたので、ぶっちゃけ、ワークはなんでも良かったんですよね。
それくらいリアルの場で話すということは、オンラインのそれの何倍も距離が縮まると実感してもらうのには十分のワークだったのではないかと思います。また、午後のぶっちゃけトークやVSMでの議論に向けて、場を温められたという点でも十分なワークだったと感じました。
メンバーのことを知る、自分を知ってもらうということは一緒に仕事をする上でとても重要なことで、人は顔や声だけでなく、体全体のとりまくオーラから発信したり感じ取れることって本当にあるということに、改めて気付かされた日でした。半年に一度はリアルで何かやりたいな!!
ワーク2 : 胸の内に秘めたもやもやを吐き出す
目的
- 現状のチームが抱えている負の側面に対してみんなで向き合う
- 心理的安全性を確保された環境下でぶっちゃけ話をすることで、踏み込んだ話題を話す練習をする
採用したワーク
象、死んだ魚、嘔吐
工夫した点
- 付箋を書き出す機会が1回だとどんだけぶっちゃけていいかわからないので、数回付箋を書き出す機会を設けた
- ある程度ぶっちゃけ慣れしている人に事前に相談し、最初からぶっちゃけ度合いMAXで付箋を書き出してもらった
進め方
めっちゃ付箋出たー!
ふりかえり・感想
- 今回はゴールを設けず思い思いにふせんを書いてもらうだけで良い、ということを説明の際に事前に共有したためかスムーズに進んだ。
- 各ホワイトボードに最低一人、ぶっちゃけが得意な人を割り振った結果、想定通り起爆剤となってくれて付箋がたくさん出た。
- 説明の時間を除いた実際のワークの時間が40分ぐらいだったため時間が足りなかったです…(自明)
- 次やるときは粘着力の強い付箋を用意するぞ!
一番良かったのは「やっぱりみんな思ってたのね」が共有されたことだと思います。チームが課題に向き合って解決していくためには、まずは全員で課題の共通認識を持つ必要がありますが、チームの負の面から生まれる課題は意識的に場作りをしなければ表に出にくいです。
今回、「象、死んだ魚、嘔吐」を用いてチームの負の面を表に出すための場づくり・土壌づくりができたので、勇気を出してこの方法を採用して良かったです。
ワーク3 : VSM を書き、ムダを可視化する
目的
- チームの開発プロセスの現状を把握してプロセスの改善ポイントを見つける
採用したワーク
VSM (value stream mapping)
当日の様子はこちら!
詳しくはチームメンバーの holippy さんが書いたアドベントカレンダーで!
まとめ
今回のチームビルディングイベントはリモートチームのメンバーが一堂に会する貴重な機会となりました。普段のオンラインでのコミュニケーションだけでは得られない気づきや、対面で会うからこそわかる人となりなど多くの発見・学びがありました。また、実際に会ったことで築けた信頼関係は、リモート環境に戻った今もスムーズなコミュニケーションに繋がっています!
今後も定期的にこのような対面での機会を設けながら、リモートと対面のハイブリッドな働き方のメリットを最大限活用できるチームづくりを進めていきます!
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