【アクセンチュア・シェアーズ|開催レポート】 Vol.27 -『自治体が取り組む「住民参加のまちづくり」最前線』
はじめに。
皆さんこんにちは。
総合コンサルティング会社「アクセンチュア」という会社で働いてます黒木ヨウドウと申します。
アクセンチュアという会社はグローバル企業でして、
・日本では約25,000人(2024年12月1日時点)
・世界では約80万人
・福岡オフィスでは1,000人以上(2024年3月時点)
の従業員が所属している総合コンサルティング会社です。
基本的には、BtoBでお客様の支援を行う企業なので、皆さんが日々生活の中で目にするようなBtoCビジネスの企業のように認知度が高くないかもしれません。
しかしお客様企業のビジネスをささえるために、様々な職種の社員が一丸となって働いています。
ビジネスコンサルタントだけでなく、デジタルコンサルタント/戦略コンサルタント/ソリューション・エンジニア/データサイエンティスト/AIアーキテクト/マーケティング/クリエイティブ/デザイナー/コンテンツデザインなどです。
アクセンチュアってどんな会社だろう?と興味がわいた方はこちらで!
私が所属しているアクセンチュア福岡では、もっと地元の人たちと交流をしながらアクセンチュアのことを知ってもらおう!ということでマーケティング活動を行っています。
様々なマーケティング活動を行っていますが、その中でも毎月実施している交流型勉強会「アクセンチュア・シェアーズ」の過去開催のレポート記事となります!
「アクセンチュア・シェアーズVol.27」開催!!🎉
2025/1/30(木)にアクセンチュア福岡主催の社外向け勉強会「アクセンチュア・シェアーズ Vol.15」が開催されました!今回のテーマは 『自治体が取り組む「住民参加のまちづくり」最前線』 📚
社外登壇者には、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社 様 、NPO法人テンジン大学 様 、 大牟田市 様 からゲストをお迎えしました!!
◆ゲスト登壇者
- CCC株式会社 公共サービス企画営業事業本部 本部長 髙橋 聡 さん
- CCC株式会社 ソーシャルデザイン本部 副本部長 中林 奨 さん
- NPO法人 福岡テンジン大学 学長 岩永 真一 さん
- 大牟田市 まちなか活性化推進室室長 丸山 正治 さん
◆社内登壇者
- アクセンチュア ビジネスコンサルティング本部 MD 藤井 篤之 (Fujii Shigeyuki)
- MC:黒木 ヨウドウ (Kuroki Yodo)、中村 百花 (Nakamura Momoka)
1.プレゼンテーション🎤
まず初めに、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC株式会社)の髙橋さんから、住民参加のまちづくりについてプレゼンテーションをしていただきました。CCC株式会社では、お馴染みのTSUTAYA・蔦屋書店のような民間としての本屋事業だけでなく、佐賀県の武雄市図書館の事例に代表されるような公共施設の企画&運営なども数多く展開されています。都会ではなく地方にいても文化との接点を持てる場を提供するために、官民連携でそのような公共施設を創ることに力を入れているようです。また、最近では地域でのコミュニティ育成・活性化を目指して、オープンで現代的な公民会のような施設を運営する取り組みも始めています。市民サークルの活動の場として、スタッフが運営をサポートしながら住民自らが先生となれるような体制をつくり、住民へと広く参加を歓迎して様々な教室や催しが開催されています。住民どうしが互助し合えるようなコミュニティの育成が公共の場において開かれて活性化していくことで、人口減少が進む中でも地方都市の地域力を高めていける一つの可能性が示されていました。
次に、アクセンチュア・ビジネスコンサルティング本部の藤井MDから、アクセンチュアにおける自治体との取り組みについてお話をさせていただきました。代表的な取り組みとして、福島県・会津若松市のスマートシティ化におけるAiCTという施設の事例があります。この事例では、スマートシティのビジョンを共有した企業がAiCTに集まり、自治体における事業起点でのコミュニティづくりが実現しています。また、住民や周辺大学なども巻き込んで議論の場を設定するなど、産学官民一体で地域DXなどのスマートシティ化が推進されています。地域住民とのリアルな接点として、AiCTでまつりを開催するなどして地域の盛り上げにも貢献しています。パナソニックが主導する藤沢市のサスティナブル・スマートタウンの事例では、事業を起点として住民・企業・働く人が共創してコミュニティづくりに参画しています。その他にも、VR・XR技術や3D都市データの技術などのテクノロジーを活用して住民がまちづくりに関する議論・ワークショップをする事例など、アクセンチュアの様々な取り組みを紹介をさせていただきました。
2.ディスカッション🤝
プレゼン後は、ディスカッションタイム。いくつかのテーマに沿って、ゲストの方々と社内登壇者が意見を交換し合いました。また、QRコードで視聴者の方々からも匿名で質問・意見などを募集し、様々な意見が飛び交いました💫
- 地域コミュニティづくりを進めていくうえでのボトルネックは?
- 市民の変化に対応できるコミュニティづくりとは?
お話を伺う中で、行政と企業、地域などが一枚岩となって事業を進めていくことが大切なのだと感じました。立場が違う人たちが同じ目線を持つために、対話を大切にしたり、関わり合う余白を生むためのある種のゆるい雰囲気を作り出したり、そのような工夫が必要かもしれません。また、コミュニティ運営においては、ボランティアとならないようにしっかりとビジネスとしての価値を伝え、事業として成立させていくことが持続化のカギになりそうです。住民の変化に応じて地域コミュニティも形を変えていく、住民自身がコミュニティを作り上げていく、という認識が重要だと感じました。
3.結び💫
「アクセンチュア・シェアーズ Vol.27」は現地・オンライン含めて、沢山の方々にご参加・ご視聴いただきました。いつも本当にありがとうございます!🤝2025年も引き続き、皆さまの関心の高いトピックを集めて開催をしていこうと思いますので、アクセンチュア・シェアーズをどうぞよろしくお願いいたします!✨
※プチ情報
今回のシェアーズから、新カメラを導入しております!!✨
登壇者のデスクから撮影する、とても近い位置からのアオリの映像が追加されております🎥自動でパン(振り向き)も出来て、全てのゲスト様を右から左までバッチリ撮影できます!シェアーズも日々進化しております、ぜひ本配信でもチェックしてみてください!!💪
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