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【アクセンチュア・シェアーズ|開催レポート】 Vol.33 -『生成AIで激変するマーケティング』

はじめに。

皆さんこんにちは。
総合コンサルティング会社「アクセンチュア」という会社で働いてます黒木ヨウドウと申します。

この記事は、アクセンチュア福岡で毎月実施している交流型勉強会 「アクセンチュア・シェアーズ」 のレポート記事となります!✨

「アクセンチュア・シェアーズVol.33」開催!!🎉

2025/7/30(水)にアクセンチュア福岡主催の社外向け勉強会「アクセンチュア・シェアーズ Vol.33」が開催されました!

テーマ:🪴 『生成AIで激変するマーケティング』 🪴

ゲスト登壇者には、売れるネット広告社グループから 売れるAIマーケティング社 代表取締役の 福本 さんにご登壇いただきました🎈🎈

◆ ゲスト登壇者

  • 売れるAIマーケティング社株式会社 代表取締役 福本 朋哉 さん

◆ 社内登壇者

  • アクセンチュア株式会社 吉田 隆希 (Yoshida Ryuki)
  • アクセンチュア株式会社 野中 大哲 (Nonaka Hirosato)
  • MC:黒木 ヨウドウ (Kuroki Yodo)、中村 百花 (Nakamura Momoka)

1.プレゼンテーション🎤

まず初めに、アクセンチュアの 吉田 さんから、同社が毎年発表しているテクノロジートレンド予測「テクノロジービジョン2025」についてプレゼンテーションをしていただきました。今年のテーマは「AIは人間の新たな写し鏡」としており、人間とAIが共に働く世界では「信頼」が鍵になると提言しています。これからの変化を読み解く4つのトレンドを紹介しました。1つ目は、生成AIがタスク全体を大きく変革する「バイナリー・ビッグバン」。ソフトウェア開発のように、マーケティング業務もAIとの協業で効率化が進む一方、AIが生成したデータでAIの質が劣化する問題や、AIが人間の意図しない方法で課題を解決する「チート」といった課題も挙げられました。2つ目は、顧客との接点がAIエージェント同士の対話へと変わる「未来のインターフェース」。企業は顧客から選ばれるAIエージェントを提供することが重要になり、プラットフォーマーを目指すか、そこで魅力的なコンテンツを提供するかの戦略が求められます。3つ目は、AIがロボットという身体を持つことで物理世界へ進出する「身体を持つAI」。これにより、これまでデジタル空間に限られていたデータ活用の幅が、現実世界へと広がっていく可能性が示唆されました。最後の4つ目は、AIの進化に合わせて人間もスキルや働き方を変えていく必要があるとする「共進化する私たち」。AIへの不安から活用をためらう「隠れAI」の問題を乗り越え、AIと人間が共に成長する好循環を生み出すことが、未来を切り拓く上で不可欠であると語られました。

続いて、売れるネット広告社グループ・売れるAIマーケティング社株式会社の代表取締役である 福本 さんから、AIがマーケティングと消費行動に与えるインパクトについてプレゼンテーションをしていただきました。福本さんは、これからの時代を、消費者がAIで商品を選び、企業がAIで商品を売る「買うAI・売るAI時代」と定義。情報収集から比較検討、購入決定に至る購買プロセスの大部分が、徐々にAIによって担われるようになると予測しました。同社では、この変化に対応するための具体的なサービスとして、オペレーターの負担を軽減する「AIコールセンター」や、声や話し方の癖まで再現して人間らしい対話を実現する「AIアバター」によるライブコマース支援などを紹介。特に、検索エンジン最適化(SEO)ならぬ「AEO(AI Engine Optimization)」、つまりAIに選ばれるための最適化が重要になると強調しました。AIはスペックや評判などを多角的に瞬時に比較するため、企業はごまかしの効かないエッジの立った商品やサービスを提供しなければ生き残れないと指摘。同社のウェブサイトもデザインからコンテンツまでほぼ全てAIで制作したという事例を交えながら、AIをビジネスに実装していく最前線の取り組みが共有されました。




2.パネルディスカッション🤝

プレゼン後はディスカッションタイム。福本さん、吉田さんに加え、アクセンチュアでクリエイティブ領域のAI活用を推進する 野中 さんがご登壇。いくつかのテーマに沿ってゲストの方々と意見を交換し合いました。また、QRコードで視聴者の方々からも匿名で質問・意見などを募集し、様々な意見が飛び交いました💫

  • AI時代に「売り方」はどう変わるのか?
  • AI時代に「買い方」はどう変わるのか?
  • 中小企業vs大手企業、福岡vs東京、AI活用・意識の違いは?

AI時代の「売り方」については、AIによって買い手と売り手の情報格差がなくなり、AIが商品を様々な視点から比較検討するため、商品の本質的な価値が問われる・突出した特徴のある商品が選ばれやすくなる、との指摘がありました。また、AIによる対話形式の提案のようなコミュニケーションも増えていくとの展望も語られました。「買い方」に関しては、リサーチや比較検討をAIに任せ、人間は直感や体験による最終的な意思決定に集中するようになるとの予測がなされました。一方で、AIが自動で決済まで行うには、現状よりも信頼性の高い決済システムの登場が不可欠であるという課題も提起されました。最後に、AI活用の意識差については、大手は中長期的視点で戦略を立てる一方、地方の中小企業は人手不足を補うための業務効率化に切迫感を持っており、AIに求めるものが異なるとの分析が示されました。また、企業規模にかかわらず、経営層と現場との間に視野の違いが存在し、そのギャップを埋められるような会社全体でのアプローチがAI導入成功のカギであるとのことです。登壇者それぞれの立場からAI活用のリアルな実情や課題を語っていただき、非常に有意義なディスカッションとなりました🎈



3.結び💫

現地・オンラインを含めて沢山の方々にご参加・ご視聴いただき、誠にありがとうございました!!今回の参加人数は 計70名以上 となり、大盛況でした!アンケートの結果などを参考にして、今後も更にイベントのアップデートを進めていきます🔥

これからも皆さまの関心の高いトピックを集めて開催をしていきますので、アクセンチュア・シェアーズをどうぞよろしくお願いいたします!🌈

※8月のシェアーズは諸事情により開催見送りとなりました。次回開催は9月下旬を予定しています!

「アクセンチュア株式会社」について|会社紹介🏙️

総合コンサルティング会社「アクセンチュア」はグローバル企業です。

の従業員が所属しております。

基本的には、BtoBでお客様の支援を行う企業なので、皆さんが日々生活の中で目にするようなBtoCビジネスの企業のように認知度が高くないかもしれません。

しかしお客様企業のビジネスをささえるために、様々な職種の社員が一丸となって働いています。
ビジネスコンサルタントだけでなく、デジタルコンサルタント/戦略コンサルタント/ソリューション・エンジニア/データサイエンティスト/AIアーキテクト/マーケティング/クリエイティブ/デザイナー/コンテンツデザインなどです。

アクセンチュアってどんな会社だろう?と興味がわいた方はこちらで!

私が所属しているアクセンチュア福岡では、もっと地元の人たちと交流をしながらアクセンチュアのことを知ってもらおう!ということでマーケティング活動を行っています。

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