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【ATC-前橋】 イベントレポート 第1弾!! ~クロスカルチャー 旧正月イベント~

2025/03/12に公開

挨拶・会社紹介

皆さんこんにちは! 総合コンサルティング会社 「アクセンチュア」のKomaと申します🌸
私はアクセンチュアの国内拠点の1つ、アクセンチュア・アドバンスト・テクノロジーセンター前橋(以下、ATC-前橋) に所属しているソリューション・エンジニアです。

今回は、私からATC-前橋についてご紹介させていただきます 💪

ATC-前橋とは?

アクセンチュアは日本各地に国内拠点を構えており、その中でも群馬県前橋市に新たに設立されたのが「アクセンチュア・アドバンスト・テクノロジーセンター前橋(ATC-前橋)」です。

2023年5月29日に設立されたこの拠点は、群馬県庁の30階に位置し、アクセンチュアの技術力とイノベーションを結集した重要な施設です。私たちは群馬県・前橋の地に根差し、様々な活動をしています。ATC-前橋の特徴としては、以下の点が挙げられます。

  1. デジタル・トランスフォーメーションの基盤となる ITインフラサービス を、地元のIT企業とも連携して、前橋から国内外のお客様に提供します

  2. 特に全国規模の小売業創業の地としての群馬は、国内外の知見を集積した小売業向けITサービスおよび金融業向けモダナイゼーション拠点を目指しています

  3. 自治体や県内企業などに対する、デジタル活用力のさらなる向上のための研修・ワークショップなどを通して「日本最先端デジタル県」を目指す群馬県を支援します

  4. グローバル人材が集まる拠点であり、インド、中国、ベトナムなどからのメンバーが在籍しており、社内の異文化交流が盛んに行われています。また、社内外の人材の交流も盛んで、多様な業務領域や業務フェーズ、最新技術・ソリューションに関わることで、スキルアップやキャリアの成長が期待できます。

クロスカルチャーについて

アクセンチュアは世界中に拠点を持ち、多くの日本人メンバーが国内外のグローバルプロジェクトに参加しています。日本国内でも、多様な国籍や文化背景を持つ社員が多数在籍しており、クロスカルチャーダイバーシティの推進が重要視されています。

異なる文化や習慣を尊重し、相互理解を深めることで、より円滑なコミュニケーションと強いチームワークが生まれます。

特にATC-前橋では、グローバルとのハブとなる人材の育成をミッションの一つとして掲げており、在籍するグローバル人材との積極的なコミュニケーションを推進するためのイベントや交流の機会を有志で企画しています。今年の1月には、海外の文化に触れ、交流を深めるための旧正月イベントを開催しました。今回はこのイベントについてご紹介します 💨

旧正月とは?

ATC-前橋には中国 、韓国、ベトナムに縁のあるメンバーが所属しており、それぞれの国で旧正月のお祝いを行いますが、少しずつ風習が異なるとのことで、少し調べてみました

中国の旧正月(春節)

春節は1月下旬から2月上旬にかけて行われ、約1週間にわたる大型連休となり、多くの人が家族や友人と過ごすために帰省します。そして食事や祭り、花火などを通じて新年を祝います。春節の象徴的な風習には、真っ赤な装飾(春聯)や爆竹、龍舞などがあり、邪気を払い福を招くとされています。

韓国の旧正月(ソルラル)

ソルラルは、通常1月下旬から2月上旬にかけて行われ、3日間の連休に多くの人が故郷に帰省し、家族や親戚と過ごします。ソルラルでは伝統的な服装である韓服を着て、祖先の霊を敬うための儀式(チャレ)を行い、伝統料理である「떡국(トックク)」というお雑煮のような餅入りのスープを食べます。また、子供たちは年長者に対して新年の挨拶を行い、お年玉(セベトン)をもらう習慣もあります。

ベトナムの旧正月(テト)

テトは1月下旬から2月上旬にかけて行われ、通常1週間以上の大型連休となり、多くの人が故郷に帰省し、家族や親戚と共に新年を迎えます。テトでは家や街を桃の花や梅の枝で飾り、赤や黄色の装飾品で彩ります。また、バインチュン(粽)という伝統的な餅を作り、家族や友人と食べます。テトの期間中は、花火や伝統的な音楽や舞踊が行われ、街全体が賑やかになります。子供たちは年長者からお年玉(リシ)をもらい、新年の幸運を祈ります。

今回、ATC-前橋のオフィス内で中国の旧正月である春節の飾りつけを体験するイベントをATCCから来日したメンバーを中心に企画し、オフィスで働くメンバー間の交流を深めることができました。その様子の写真をご覧ください。

イベントの写真

イベント企画者の感想

今回のイベントを主催した中国と日本のメンバーに感想頂きました。

主催者感想(中国メンバー)

ATC-前橋には私を含め、多くの中国出身のメンバーがいます。日本の正月は1月1日にお祝いをしますが、中国では1月下旬の旧正月のお祝いをします。この旧正月は中国だけでなくベトナムや韓国でも祝われます。
中国の旧正月では、美しい模様の切り紙を使って飾り付けを行います。
今回のイベントでは、旧正月にちなんで「切り紙を作って飾ろう」というテーマで行いました。
参加者のほとんどが切り紙を初めて体験する方々だったため、簡単で美しい切り方を事前に調べ、実際に試して手順を作成しました。この準備には、中国のメンバーだけでなく、日本・他の国出身のグローバルのメンバーも協力してくれました。
当日、参加者は皆熱心に切り紙を作成してくれました。「もっと美しいデザインにするにはどう切ればいいの?」という質問もあり、皆さんに対して様々なガイドを行いました。このような会話を通じて、普段は異なる仕事をしているメンバー同士が交流することができました。まさにクロスカルチャーだと思います。
イベントの準備や当日の活動を通じて、私たちはグローバル企業であるアクセンチュアの一員であるというアイデンティティを感じました。
来日したばかりで環境に不安を感じていたメンバーもいましたが、ATC-前橋のメンバーと一緒に旧正月を祝うことができ、とても嬉しかったです。ありがとうございました。

主催者感想(日本メンバー)

中国のメンバーはもちろんですが、旧正月の文化に馴染みのないメンバーにも積極的に声をかけ、参加していただきました。
イベントでは、作業に集中するだけでなく、雑談を交えながら中国メンバーを中心にお互いに話し合い、飾り付け用の切り紙のコツを共有したことで和気あいあいとした雰囲気が生まれました。
結果として、参加者同士でクロスカルチャーな切り紙や飾り付けを通じて盛り上がることができました。
今回のイベントを通じて、旧正月がより身近に感じられたのではないでしょうか。
また、部署を横断したクロスカルチャー活動の一環として社内でも本イベントの取り組みが周知され、組織間の横のつながりも広がりました。
来年は今年以上に、より多くのATC-前橋の皆さんと一緒に旧正月を盛り上げていきたいと思っています!

終わりに

今回の旧正月イベントは、社員同士の交流を深め、多様な文化を尊重し合う貴重な機会となりました。

グローバル企業であるアクセンチュアにとって、またATC-前橋にとってこうしたクロスカルチャーの理解と実践は非常に重要だと思っています。

今後も、このようなイベントを通じて、社員間の絆を深め、多様性を尊重する文化を育んでいきたいと考えています。

次回以降もATC-前橋の取り組みやさまざまな活動を紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。

Accenture Japan (有志)

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