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Gemini 1.5 Flashが値下げへ - 大量処理の生成AI活用がより可能に
はじめに
2024年8月8日(現地時間)に、Gemini 1.5 Flashの値下げが報じられました。
その後、GPT-4o miniが登場しました。そのコストは100万トークンあたりの入力$0.15。
これに対して、Gemini 1.5 Flashは100万トークンあたりの入力$0.075としたのです。
価格競争を我々はどう活用するべきか
この価格競争のメリットを最大限享受するのは、処理量を増やすと言えると思います。
例えば毎月数万件の生成AI処理が発生する現場では、そのコストメリットは絶大だと言えるでしょう。
また、この価格競争は生成AI以外にも言えると思います。
最近の生成AIサービスではマルチモーダルが注目されてきており、AI-OCRのようなAI技術もさらに価格競争にさらされる可能性があると考えます。
これまでAI-OCR含めてAIの従量課金はそれなりのコストがかかり費用対効果を考えると中々損益分岐に届きませんでしたが、手軽且つコストメリットがあるAI-OCRを使えるとしたらだいぶ状況はかわってくるでしょう。
さいごに
いかがでしたか。
生成AIの価格競争が進むことで、特に大量処理文脈で新しいソリューションを検討できるのではと考えています。
また、大量処理をするためには手生成AIのAPIを叩いていては成り立たず、大量処理をするような仕組みを持っていたり、プログラミングできるITスキルも今後求められると考えています。
具体的なプログラミングは下記記事が参考になると思いますのでご覧頂けると幸いです。
この仕組みで大量の領収書をAI-OCRできます。
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