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【アクセンチュア・シェアーズ|開催レポート】 Vol.32 -『Z世代と考える就活&働き方』

はじめに。

皆さんこんにちは。
総合コンサルティング会社「アクセンチュア」という会社で働いてます黒木ヨウドウと申します。

この記事は、アクセンチュア福岡で毎月実施している交流型勉強会 「アクセンチュア・シェアーズ」 のレポート記事となります!✨

「アクセンチュア・シェアーズVol.32」開催!!🎉

2025/6/24(火)にアクセンチュア福岡主催の社外向け勉強会「アクセンチュア・シェアーズ Vol.32」が開催されました!

テーマ:🌀 『Z世代と考える就活&働き方』 🌀

ゲスト登壇者には、株式会社乗富鉄工所 の代表・乗冨 さんと、同社のZ世代代表として 竹嶋 さんにご登壇いただきました🎈🎈

◆ ゲスト登壇者

  • 株式会社乗富鉄工所 代表取締役 乗冨 賢蔵 さん
  • 株式会社乗富鉄工所 総務部 竹嶋 海音 さん

◆ 社内登壇者

  • アクセンチュア株式会社 志垣 諭紀宏 (Shigaki Yukihiro)
  • アクセンチュア株式会社 エレーラ 瞭 (Herrera Akira)
  • MC:黒木 ヨウドウ (Kuroki Yodo)、中村 百花 (Nakamura Momoka)

1.プレゼンテーション🎤

まず初めに、株式会社乗富鉄工所の 乗冨 さんから、「OPEN THE GATE」をビジョンに掲げる同社のユニークな取り組みについてプレゼンテーションをしていただきました。福岡県柳川市で水門事業を営んでいる創業77年の株式会社乗富鉄工所では、2017年~2020年の4年間で職人の1/3以上が辞めるという離職率の高さから、かつては厳しい状況に直面していました。その危機を乗り越えるため、「水門屋」という固定観念を捨て、職人技とデザインを掛け合わせ、付加価値の高い金属製品を作る会社へと自己を再定義しました。2020年に始動した「NORINORI PROJECT」では、デザイナーと協業し、炎が美しく見える焚き火台など、ユニークなアウトドア用品を開発。さらに、大学生インターンと共に立ち上げたInstagramは現在1万フォロワーを抱え、そのインターン生が新卒社員として入社するなど、新しい風を呼び込んでいます。こうした活動は、スマート水門の開発や地域の水質改善といった本業への還元、さらには異業種との家具開発など、予想外の広がりを見せています。また、職人を「メタルクリエイター」と呼称し、社員の趣味を支援する福利厚生を導入するなど、働き方にも多くの工夫を取り入れています。ものづくり・街・川の領域を横断し、社内外の様々な人を巻き込みながら挑戦を続ける姿が印象的でした🌊🌊

次に、アクセンチュアの 志垣 さんから、Z世代の価値観に合わせた採用の形である「僕らの就活」のプロジェクトについてお話しいただきました🤝アクセンチュアでは、資金提供だけでなく社員自らがプロジェクトに参画し、スキルやノウハウを活かして社会課題解決に取り組んでいます。その1つとして、既存の就職活動に違和感を持つ若者を対象とした「僕らの就活」(旧:就活アウトロー採用)があります。この取り組みでは、企業の人事担当者と学生が人柄で向き合い、哲学的な対話を通して価値観のマッチングを図ります。近年では、自己主張の強い「ポジティブアウトロー」が減り、将来への不安から「モヤモヤアウトロー」が増加しているという価値観の変化が明らかになったため、マーケティング手法を刷新し、彼らの葛藤や違和感に寄り添う映像やデザインで共感を呼ぶアプローチへと転換しました。時代と共に変わる若者のインサイトを的確に捉え、採用のあり方そのものをアップデートしていくことの重要性が示されていました!




2.パネルディスカッション🤝

プレゼン後はディスカッションタイム。乗冨さん、志垣さんに加え、Z世代代表として乗富鉄工所からは 竹嶋 さん、アクセンチュアからは エレーラ さんがご登壇。いくつかのテーマに沿ってゲストの方々と意見を交換し合いました。また、QRコードで視聴者の方々からも匿名で質問・意見などを募集し、様々な意見が飛び交いました💫

  • Z世代は何を基準に企業を選ぶ?(企業が)選ばれるにはどうすればよいのか?
  • Z世代が個人の才能を発揮するための組織づくりとは?
  • 企業と求職者(Z世代)とのコミュニケーションにSNSはアリ?

Z世代の企業選びの基準に関しては、給与や福利厚生などの条件面だけでなく、ともに働く人の人柄や会社のビジョンなど、価値観の部分が重要視されているという意見が出ました。「安定性×挑戦」というキーワードに表されるような、安心して挑戦・失敗できる環境というのもZ世代からは求められる要素の1つのようです。社員が才能を発揮できる組織づくりに関しては、若手社員にある程度の裁量権を渡して信じて任せることや、会社が社員の「やりたい」に寄り添う柔軟な姿勢などが必要です。また、採用におけるSNS活用に関しては、情報発信ツールとしての活用はアリとしつつも、個別の連絡などには適さないという意見で一致していました。企業側が自社のカルチャーを正直に発信し、候補者とのミスマッチを防ぐようなフィルターとしての使い方が良さそうですね。世の中が大きく変容していくなかで採用や働き方も徐々に形が変わっていくので、多くの人がより働きやすい・活躍しやすいと思えるような未来が来ることを期待しています🕊️



3.結び💫

現地・オンラインを含めて沢山の方々にご参加・ご視聴いただき、誠にありがとうございました!!今回の参加人数は 計50名以上 となり、アンケートの結果ではアクセンチュアの採用に興味を持ってくれた方も多数いたようです✨✨また、今回から配信画面がリニューアルされてとっても素敵になっており、シェアーズも少しずつアップデートを繰り返しております♪

これからも皆さまの関心の高いトピックを集めて開催をしていきますので、アクセンチュア・シェアーズをどうぞよろしくお願いいたします!🌈

「アクセンチュア株式会社」について|会社紹介🏙️

総合コンサルティング会社「アクセンチュア」はグローバル企業です。

の従業員が所属しております。

基本的には、BtoBでお客様の支援を行う企業なので、皆さんが日々生活の中で目にするようなBtoCビジネスの企業のように認知度が高くないかもしれません。

しかしお客様企業のビジネスをささえるために、様々な職種の社員が一丸となって働いています。
ビジネスコンサルタントだけでなく、デジタルコンサルタント/戦略コンサルタント/ソリューション・エンジニア/データサイエンティスト/AIアーキテクト/マーケティング/クリエイティブ/デザイナー/コンテンツデザインなどです。

アクセンチュアってどんな会社だろう?と興味がわいた方はこちらで!

私が所属しているアクセンチュア福岡では、もっと地元の人たちと交流をしながらアクセンチュアのことを知ってもらおう!ということでマーケティング活動を行っています。

Accenture Japan (有志)

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