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Geminiでもパーソナライズ強化されている♪ AIバディ
はじめに
GoogleのGeminiでユーザーの利用履歴や興味に基づいて回答を最適化する「パーソナライズ機能 (Personalization)」が導入されていました!
公式ブログ記事にも取り上げられており、検索履歴や今後追加されるPhotosやYouTubeとの連携によって、ユーザー個人に合わせた自然な回答や提案を行うことを目指しているそうです。AIバディの世界観にまた一歩近づいたと思います!
パーソナライズ機能 (Personalization)とは
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Search履歴の活用
初期段階では検索履歴と連携し、ユーザーが検索してきたキーワードや興味を参考に回答の精度を向上。近い将来、PhotosやYouTubeなど、Googleが提供する他のアプリとも連携する予定だそうです。 -
パーソナライズ機能の有効化
Geminiで「Personalization (experimental)」を選択することで、検索履歴を分析し、よりユーザーに合った応答を実現。具体的には、プロンプトを入力するとGemini はそれを分析し、検索履歴が応答を強化できるかどうかを判断します。情報は自分で管理でき、Gemini と検索履歴を簡単に切断できます。
「Personalization (experimental)」をクリックする -
提供プラン
- 「Gemini」および「Gemini Advanced」のサブスクライバー向けに提供
- まずはウェブ版で利用可能で、モバイル版も順次対応予定
パーソナライズ機能の流れ
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Gemini AppsからPersonalizationを選択
ユーザー自身が明示的に「検索履歴の接続」設定をONにすることで、パーソナライズされた回答を受け取れます。
「Personalization (Experimental)」でGeminiアプリとGoogle検索履歴を接続するか聞かれる -
AIが検索履歴を参照し回答精度を向上
Geminiは入力されたプロンプトと、あらかじめ許可を得た検索履歴を照合します。過去の検索内容をヒントに、よりコンテキストを踏まえた回答が返ってきます。 -
データの管理と解除
個々のユーザーが検索履歴の連携を手動でOFFにすることが可能。ON/OFFの切り替えを容易にすることで、プライバシーにも配慮しています。
容易に検索履歴の接続をOFFにできる
利用例
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夏の休暇先の提案
過去の旅行プランに関する検索結果や興味をもとに、行きたい場所やおすすめプランを提案。 -
YouTubeチャンネルのコンテンツアイデア
検索履歴から興味のあるジャンルを推定し、視聴したいトピックや動画企画をアシスト。 -
新しい趣味や仕事の学習に関する提案
検索キーワードの傾向から関連する学習サイトやコミュニティを紹介。
ためにし、私も夏の休暇先の提案を聞いてみました😸
夏の休暇先の提案を聞いてみる
プライバシーとデータ管理
ユーザーの許可と透明性
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オプトイン方式
ユーザーが「Google 検索履歴の接続」をONにしなければ、Geminiは検索履歴を参照しません。つまり、事前の同意なしに個人データが使われることはありません。 -
データソースの可視化
どの情報がどのように利用されたのか、ユーザーが確認できる仕組みを用意。プライバシー面での懸念を最小化します。具体的には、Geminiがパーソナライズする方法の概要を提供し、保存した情報、過去のチャット、検索履歴など、どのデータソースが使用されたかを表示していきます。 -
必要な設定
「Web & App Activity」がオンになっている必要があります。これはGoogleアカウントの基本設定の一つで、ユーザー自身が管理・閲覧可能です。 -
連携解除と履歴の管理
検索履歴の利用は簡単に解除できます。履歴の削除や利用範囲の制限もユーザーがコントロール可能です。
今後の展開
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さらなるパーソナライズ拡充
PhotosやYouTubeなどへの連携強化が進められており、検索以外のアクティビティも含めた総合的なパーソナライズ機能が期待されます。 -
ユーザーフィードバックによる改善
Googleはユーザーの声を反映して機能をアップデートし、より使いやすいアシスタントを目指すと公表しています。
まとめ
GoogleのAIアシスタントGeminiが提供するパーソナライズ機能は、検索履歴やアプリ連携を活用して回答の精度と親和性を高める仕組みです。ユーザーが自分のデータ利用をコントロールできるよう配慮されており、今後さらに広範なアプリ連携が見込まれます。個人的には、AIバディの世界観にまた一歩近づいたと思っていてワクワクする気持ちになっています!
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