【Chat GPT o1】GPT4oと同じプロンプトでのビジネスアイデア創出比較
はじめに
12Days of OpenAIが始まりましたね。
Day1の発表は、o1とChatGPT pro!
ということで、早速、昨日書いたZennの以下の記事のプロンプトで比較をしてみることにしました。
今回のテーマ
このプロンプトでは前回と同様、「競合と被らない、かつ、革新的な大手IT企業のデジタルサービス」を生成AIに提案してもらうということを、デザインシンキングのアプローチを元に実施をしています。
その1:個々でアイデア出し
ここでは、生成AIのロールプレイングとして、複数名のロール(デザイナーやプログラマー等)を指定し、それぞれにブレインストーミングのアイデア出しを実施してもらいました。
以下のような回答が返ってきました
4oと比較すると、やや具体性を上げたアイデアが返ってきました。
図1
その2:SCAMPER法のフレームワークの適用
続いてデザインシンキングの一つの手法であるSCAMPER法を用いて、それぞれのアイデアを深化させました。
これを見ると、提案内容も、前回の4oでは概要と詳細が同じ内容を繰り返した形になっていましたが、詳細内容がより具体的になっていました。
図:o1にて作成したSCAMPER法を用いたアイデア会議の結果
その3:アイデアの組み合わせ
さて、続けて、出てきたアイデアの中で自分のものと他人のアイデアをそれぞれ組み合わせてもらいました。
こちらも概要がより詳細的になっていますね。
図:o1にて作成したアイデアの組み合わせの結果
その4‐5:アイデアの選定
最後に、それぞれのロールの中で1番のアイデアを決定し、それを踏まえて顧客の経営者のロールに最終意思決定をしてもらいました。
前回は選定理由が、革新的、実用的、社会的貢献など、抽象的なフレーズが並んでいましたが、今回はこちらもより具体的に語れています。
また、最後にDに評価させる際にTAO(Thought、Action、Observation)という手法を使っているのですが、特にThoughtの部分の思考が深くなっている感じがします。
図:o1にて作成したそれぞれのロールのアイデア選定
その6:最終アイデアのサービス概要
最後にアイデア出しです。
これは、もう圧倒的にo1で、GPT4oがサービス概要しか出してこなかった一方、O1はより詳細なサービスのみならず、ビジネスモデルや収益源、将来拡張性までを出してきました。
4oの場合は実現可能性がなさそうと思ったのですが、o1の場合はもしかしたらいけるかもと思ってしまいました
図:o1にて作成した最終アイデアの概要
追加質問
最後に出たビジネスモデルに経営コンサルタントとしてアドバイスをしてもらい、具体的な数字を交えてアドバイスをもらいました。
結果ですが、これはなんだかすごい。。。
おわりに
昨日書いたプロンプトを全く同じものを当てたのですが、具体性や思考の深さがかなり変わっているように思いました。
また、Previewは思考に10秒〜20秒程度かけていたと思ったのですが、今回は長くても10秒程度なので、思考の速度も上がっています。
なんだかすごいぞ、、、これはProはもっととてつもないんでしょうね。課金するか。。。
残りの11DAYS、さらに驚かせてくれるのでしょうか。
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