【VibeCodingChallenge#13】最新のニュースについての対話Bot
はじめに
このVibeCodingChallengeは生成AIでVibeCodingを行い、便利ツールをAIだけで作る挑戦をして、AIに何ができて、何ができないのか?を考える個人的な挑戦です。
最近、生成AIに関するニュースが毎日のように登場しています。とはいえ、忙しい中で1件ずつ読むのは大変ですよね。以下でニュースを日々取得してくれるツールを作ってみたものの、、、これを読みはしないです。
そこで、「1日のニュースの全体を要約し、トレンドを予測しながら、気になるニュースはチャットベースで聞けるチャットボットを、このニュースツールに具備したらおもしろいのでは?」と思い立ちました!
早速作ってみましょう。
最終成果物
いつものことながら最終成果物です。
- NewsAPIが最新(と言っても前日なのはFreeのライセンスだからです)のニュースを取得
 - 取得したニュースの全量を要約かつ、今後のトレンドを分析
 - 
対話形式で気になるニュースの確認や、深堀
ということをしております。 
実際の対話内容全文
以下のようなテーマ最初に要約してくれました。
## 全体要約(主要なテーマと注目ポイント)
取得済みニュースは、2025年8月1日のAI関連ニュースを網羅しており、主要なテーマはAIの急速な発展とその経済・社会への影響です。注目ポイントは、以下の3点です。
1. **AIの進化の速さと雇用への影響:** ビル・ゲイツがAIの発展速度に驚きを表明し、専門家ですら人間の仕事がAIに置き換わる時期を予測できないと述べている点が複数記事で取り上げられています。これはAIが社会に与える影響の大きさを示唆しています。
2. **テック企業によるAIへの投資とM&A:** AppleがAI開発を加速させるため、投資を増やし、M&Aに積極的であることが複数の記事で報じられています。これはAI分野における競争激化を示しており、他社も同様の動きをしている可能性を示唆しています。
3. **AI関連のセキュリティ問題:** AIコードエディタ「Cursor」のセキュリティ脆弱性が発見され、修正されたことが報じられています。これは、AI技術の発展に伴い、セキュリティリスクへの対策が重要になっていることを示しています。
## 共通するトレンドと傾向(3点以上)
1. **AI開発の加速と不確実性:** AI技術は予想をはるかに超える速度で進化しており、その将来的な影響は未だ不透明であるという認識が共通しています。
2. **AI分野における競争激化:** 主要なテック企業がAI開発に巨額の投資を行い、M&Aを通じて技術や人材を獲得しようとしている様子が確認できます。これはAI分野における競争が激化していることを示しています。
3. **AIの経済・社会への影響への懸念:** AIによる雇用への影響やセキュリティリスクといった、AI技術が社会にもたらす潜在的な問題への懸念が複数記事で示されています。
4. **AI技術の多様な活用:**  ニュース記事からは、AIが様々な分野(医療、ビジネス、サイバーセキュリティなど)で活用されていることが分かります。
## 今後の未来予測(取得済みニュースから推測できる範囲で)
取得済みニュースに基づくと、以下の未来予測が可能です。
* **AI技術の更なる発展と普及:** AI技術は今後ますます発展し、様々な分野で活用されるようになるでしょう。
* **AI関連企業の成長とM&Aの活発化:** AI分野における競争は激化し、企業間のM&Aは更に活発化すると予想されます。
* **AI関連の規制強化の可能性:** AI技術の社会への影響が大きくなるにつれ、AIの開発・利用に関する規制が強化される可能性があります。
* **AIセキュリティの重要性増大:** AI技術の普及に伴い、AIシステムのセキュリティ対策はますます重要になり、関連技術やサービスへの投資も増加すると予想されます。
* **雇用市場への影響:**  AIによる自動化が進むことで、一部の職種は減少する可能性があり、一方でAI関連の新しい職種が生まれる可能性も考えられます。
ただし、これらの予測は2025年8月1日のニュース記事に基づいたものであり、将来の不確実性を完全に排除したものではありません。  より詳細な未来予測を行うためには、更なる情報収集が必要です。
ざっと見ましたがニュースを1つずつ読み解くよりはだいぶ楽になりましたね。
さらにAppleのニュースがいくつかあるのが気になったので、該当ニュースを聞いてみることに。
すると以下のような回答が。
はい、Appleに関するニュースが複数あります。
具体的には、以下の記事番号のニュースがAppleに関する内容です。
* **#3: Apple's Tim Cook 'very open to M&A that accelerates our road map' for AI' — company increasing spending on AI initiatives, reorganizing teams to address expansion**
* **#6: Tim Cook Says Apple Could Buy An AI Company To Boost Apple Intelligence**
* **#16: Apple’s results show the Windows-to-Mac switch is happening**
これらの記事の詳細については、それぞれのURLを参照してください。  記事の内容を詳しく知りたい場合は、それぞれのURLにアクセスして全文をお読みください。
お、いい感じですね。
では、AppleについてAIは後れを取った印象だが、どう思うか聞いてみます。
取得済みニュースによると、Appleは主要なテクノロジー企業と比較してAI開発において遅れを取っているという見方があります。 (#3参照)。  しかし、その遅れを取り戻すために、Appleは社内での取り組みを強化し、M&Aによる買収も検討しているようです。(#3, #6参照)。  現状でのAppleのAI開発における優位性や劣位性についての明確な記述はありません。
もうちょっと、深い洞察を提供してほしいところですが、プロンプトを改善すればもう少しいいものがつくれるかもしれませんね。
今回の学び よもやChatbotを作るのは簡単
今回GeminiのAPIを利用して、NewsAPIが取得してきた内容を参照するという制約のもとChatbotを作ってみましたが、「30分程度で、圧倒的に簡単にChatbotはもう作れてしまいました」
 私はChatGPT登場以前のチャットボットはインテントとエンティティを設定していたら、1日日が暮れているみたいなこともありましたが、もうそんな時代ではないのですね。
そして、そのUIすらもClaudeCodeが一瞬で出してくれるので、当たり前ですが単なるChatbotの開発領域で戦うことは今後は難しそうです。
今回のように、一度別のAPIから情報を取得してくるようなインプットの内容や、アウトプットの質で戦っていくしかなさそう、、、としみじみ感じました
おわりに
今回はニュースを分析するチャットボットを作ってみましたがいかがでしたでしょうか。
改善の余地はあるものの、それなりのチャットボットが一瞬でできていく様子は、圧巻でしたよ。
「感動をありがとう、ClaudeCode」
今後も、AIだけで開発したツールの共有をどんどんしていきますので、ぜひご覧ください。
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