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#01 IBM Z Xploreにサインアップ - IBM Z Xploreで学ぶメインフレーム

2023/11/26に公開

はじめに

メインフレームにどんな印象を持っていますか。

  • データセンターの中の簡単に近づけないところにあるらしい
  • 専用線しかつながっていなくてアンタッチャブルなマシン
  • ググっても情報が少なくて誰が何のためにどうやって使っているかさっぱりわからない
  • 自分たちが生まれる前から動いているらしい
  • 古くて、分かりにくくて、厄介な仕組み

ざっくりまとめると近寄りがたいシステムという印象ですね。

しかし、世の中の大半のトランザクション処理はメインフレームで稼働しています。この状況はまだまだ続きそうです。だからメインフレームのスキルは有用だし、メインフレームとクラウドの両方を知っていれば最強のエンジニアになれるかもしれません。

でも、どうやってメインフレームを学べばいいの?そう思っている人はこの記事を参考にIBM Z Xploreで学びましょう。

IBM Z Xplore

IBM Z Xploreは、世界中の学習者に対して提供される無料のメインフレーム学習プラットフォームです。インターネット経由で実際にメインフレーム(IBM Z)を操作して自分の好きな時間に好きなペースで学習できます。

学習に必要なものは、インターネットに接続できるPCやMacで、やることはIBM Z XploreのサインアップとPCやMacのセットアップだけです。30分もあれば自分のPCやMacをメインフレームに接続して学習がはじめられます。

IBM Z Xploreの学習レベル

IBM Z Xploreの学習レベルは以下の3つがあります。

  • Fundamentals (初級)
    • PCやMacのセットアップやIBM Z Xploreへの接続
    • ファイルの操作やジョブの実行など基本的な内容の学習
    • Pythonのプログラミング!
  • Concepts (中級)
  • Advanced (上級)

ConceptとAdvancedでは、課題をクリアすることでIBM Digital Badgesが取得できます。これらのバッジは、IBM Z Xploreでスキルを身につけたことをアピールすることに使えます。

IBM Z Xploreは、英語で提供されています。しかし、比較的平易な英語であるし、Google翻訳やDeepLで和訳すれば十分理解できます。

また課題ごとにポイントが設定されていて、獲得したポイントがリーダーボードに表示されます。

IBM Z Xploreのサインアップ

まずIBM Z Xploreにサインアップしましょう。サインアップ画面にアクセスしてメールアドレス等を入力してサインアップするか、FacebookなどのIDを利用してサインアップできます。


IBM Z Xploreのサインアップ

サインアップをクリックすると画像認証が出るので指示にしたがい画像を選択してください。


画像認証

続いてIBM Z Xploreのポリシーへの同意が表示されるのでチェックして「同意する」をクリックしてください。


IBM Z Xploreのポリシーへの同意

以下のように表示されればサインアップに成功しています。


サインアップ成功

学習をはじめる前に

サインアップに成功したら学習を始める前にアンケートの回答と注意事項を読みます。画面中央のIBM Z Xploreと表示されているあたりにマウスカーソルを移動させてクリックしてください。


チャレンジカード

以下のようなWelcomeメッセージが表示されます。「Continue」をクリックしましょう。


IBM Z Xplore Welcomeメッセージ

次の画面では、簡単なアンケートが表示されるので回答しましょう。回答を入力したら「Complete」をクリックしてください。


アンケートの回答

次の画面ではIBM Z Xploreが個人の学習用であること、クラスルーム研修での利用や商用利用ができないことが説明されています。内容を確認したら「I understand」をクリックしてください。


利用上の注意

以上でで準備完了!「I'm ready to enter IBM Z Xplore」をクリックしましょう。


準備完了

IBM Z Xploreでは、課題をクリアするごとにポイントがもらえます。「IBM Z Xploreに入る」をクリックしてください。


ポイント獲得

以下のようにIBM Z Xploreのホーム画面が表示される。


IBM Z Xploreホーム画面

以上でIBM Z Xploreを使う準備ができました。次にFundamentalsのVSC1というコースを受講しましょう。VSC1では、VSCodeを使ってメインフレームに接続するための環境をセットアップします。

https://zenn.dev/ackylarkham/articles/397f56a315bc65

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