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prometheus_sysctl_exporterを使用する
prometheus_sysctl_exporterについて
FreeBSD 12.0からベースにprometheus_sysctl_exporterというコマンドが追加されました。名前から分かる通り、カーネルの状態をprometheus向けに出力するコマンドです。
manを参照するとこのコマンドの結果をprometheusに取り込めるように出力する方法は2つあります。
- cronから定期実行した結果をnode_exportのtextfile collectorを使用して出力する。
- inetdから呼び出す。-hオプションを用いるとhttpヘッダーを同時に出力してくれるのでhttpサーバとして用いることができる。inetd.confにサンプルの設定が記載されていました。
今回は1つ目の方法を使用します。
設定内容
パッケージをインストールし、cronを設定すれば動作します。
必要なパッケージ
pkgを使用して2つパッケージをインストールします。1つはnode_exporter、もう一つはspongeを使用するためにmoreutilsをインストールします。
pkg install moreutils node_exporter
cron
毎分prometheus_sysctl_exporterを実行し、spongeを経由してファイルを出力します。場所はパッケージ使用した場合のデフォルトのtext collectorの出力先です。拡張子が.promである必要があります。
/usr/local/etc/cron.d/prom
*/1 * * * * root prometheus_sysctl_exporter | sponge /var/tmp/node_exporter/sysctl_exporter.prom
参考資料
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