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Azure VM(ゲストOS)におけるDHCP設定が非推奨な件
モチベ
- ”AzureでVMに対して静的なIPを割り当てるにはゲストOSのDHCP設定を変更するのではなく、AzureのNICの設定変更で対応しよう”という件の確認がしたい
そもそもなぜ非推奨か
- VMサイズの変更やメンテナンス・障害等で物理ハードウェアを移動する際、NICが新規扱いとなりデフォルトのDHCPになるため
- ゲストOS上でのIPアドレスとAzureが認識しているIPアドレスの間に齟齬が生じると再デプロイしかできなくなる
- この挙動を確認したい
作成したもの
VM
- VNETとかNSGとかはRDPできればOK
挙動確認
RDPしてIP設定の確認
- デフォはDHCP
- Static IPに変更
VMサイズ変更
適当に変更
IP設定の確認
デフォルトに戻されている
敢えてAzureが認識しているプライベートIPと別のプライベートIPを指定
- 接続できなくなりました
- ゲストOS上で設定した静的IPと同じIPをAzureからNICの静的プライベートIPとして割り当てることで再度接続できました
- しかし、ゲストOS上のネットワークを確認してみると、単純に新規のNICが割当たっているだけでした(つまりDHCP設定も元に戻る)
過去のNIC履歴の確認
- デバイスマネージャから隠しデバイスを表示すると#番号付きで確認できる
Azure側で設定するなら
NICのここの
プライベートIPアドレスの割り当てを静的にする
おわり
- 超簡単な検証ですが、OS側で設定してはいけない理由を理解できていなかったので確認してみた
- いつかDHCPに戻されてしまうのであれば、Azure側で管理できる範囲内でやろうということですね
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