Gemini in 馬券予想-ラスベガスに行きたいか-

Google Cloud Champion Innovators Advent Calendar 2024 の 8日目の記事です。

※この記事は検証中です。結果得られ次第更新します。次回更新は12/16予定です

こんにちは。BigQueryに私生活も支えられたいふっくです。

既に発表されている通り来年のNEXT25もラスベガスです。予算不足で行かれなかった前年の悲しみは忘れてはいません。再発防止策はやはり自力での予算捻出。そう、競馬です。

この記事では、馬券予想にありたきデータマイニングと生成AI/MLによる勝率予測により概ね往復の航空券+宿泊費+酒代=50万のプラス回収を目指す検証を書いていきます。

なお、記事執筆開始時点12/8で目標のレース「有馬記念」が開催が行われていないため、後日更新・追記があります。

※馬券はあくまで自己責任です。20歳以上になってから楽しむ大人の絶叫系アトラクションである点にご留意ください。

はじめに

この季節になるとクリスマスの音楽と共に有馬記念の出走想定馬の話題が街に響き渡ります(←
感覚ですが生成AIが登場してから以前より競馬予想のテックブログが増えてきた印象です。ですが基本過去データである生成AIはプロダクト単独での馬券予想は上手くない様子。
筆者は競馬歴11年。述べ140頭に出資し選んだ馬の平均勝ちあがり率50.1%。UMAJOでもウマ娘でもなくガチ女です。何がいいたいかというと継続的に目でモーションキャプチャを取っているような状態なのです。これをGoogleCloudに置き換えられないか、RAGに落とし込めないか。web上だけでは拾いきれない馬の調子や調教過程、体の作りなどの変数のインプットをGeminiはじめ生成AIに期待したい。直前ならばオッズとSNSなどを収集してほしい。いいからとにかく勝つ馬教えてほしい。
そんな思いではじめています

試しに生成AIに予想させた

競馬のいいところはテストが毎週できるところです。
有馬まで毎週の重賞レースで精度を確認、補正していきます。とりあえず、テーブルとか一旦持たせずGeminiさんに自力予想をしてもらいました

①阪神JF (2歳の女の子限定でのG1レース)

Geminiさんによる予想1回目13:00頃

阪神ジュベナイルフィリーズの予測結果
1. 1着予想馬: リバティアイランド (騎手: 川田将雅)
• 理由: 過去の戦績で2歳牝馬の重賞実績が突出しており、調教タイムも優秀。良馬場での安定した成績が強み。
• 勝率: 40%
2. 2着予想馬: ドゥアイズ (騎手: ルメール)
• 理由: 血統的背景が優秀で、特に中距離コースでの好成績が期待できる。天候が若干悪化してもパフォーマンスを維持する能力がある。
• 勝率: 30%
3. 3着予想馬: ラヴェル (騎手: 横山武史)
• 理由: 新馬戦での末脚が光る存在。阪神コースの適性が高く、展開次第でさらなる上位進出も可能。
• 勝率: 20%

予測の補足
• 天候や馬場状態に大きな変動があれば結果は変わる可能性があります。
• 他馬の調教データや直前ニュースが最終的な順位を左右する要因になるため、直前までの情報更新が必要です。

以上の予測をもとに結果をご確認ください。この仮説を反映させて資料の修正も可能です！

→ 2歳馬が一頭もいないじゃないですかGeminiさん。残念ながら、あなたの予想した3頭はいずれもこのレースの出走予定にありません。

次の指示には以下のプロンプトを追加しました

今日の出走予定表
https://jra.jp/keiba/thisweek/2024/1208_2/syutsuba.html

Geminiさんによる予想2回目15:30頃
阪神ジュベナイルフィリーズ（2024年12月8日）の出走予定馬を確認した結果、予測候補として以下の3頭を挙げます：
1. ブラウンラチェット
現在の予想人気1位で、勝率に関するデータも優秀。ルメール騎手が騎乗することで信頼度が高いです【13】【14】。
2. ショウナンザナドゥ
予想人気2位で、池添騎手が騎乗。レースの安定感が期待されています
3. コートアリシアン
予想人気3位で、戸崎騎手が騎乗。過去の傾向から穴馬としての可能性も秘めています

→現実の人気予想でも上位の現実的な出力結果になりました。

では、実際の結果は
1着　アルマヴェローチェ
2着　ビップデイジー
3着　テリオスララ

→これが競馬です…！人間も生成AIも大きく外れてしまう番狂せの結果に。やはりSNSやWEBのスクレイピングだけでの予想精度は期待できないと言えます。

次のレースまでには、データ定義を作りBQ内で自前で予想をし、それらを変数としてGeminiに予想をさせる予定です。
対象レースは、朝日杯フューチュリティステークス(G1)です。

(この記事は検証中です。結果得られ次第更新します)