デザイン思考でプロトタイプを楽しもう!すぐ試すアイデアのカタチ
この記事が役立つ人
- 様々な思考法について学んで実践したい人
- 駆け出しのエンジニア
みんな、こんにちは。
今日はデザイン思考のステップのひとつ、「プロトタイプ」について、ふんわりお話ししていくよ。
プロトタイプってなに?
プロトタイプっていうと、なんだかすごく専門的なものに感じちゃうかもしれないけど、実はもっとラフで気軽なものなんだ。
ざっくり言うと、「アイデアをカタチにして、試してみること」。
まだ完成していなくてもいい。むしろ「未完成でOK」ってところがポイント。
たとえばどんなカタチ?
アイデアをすぐ試すっていっても、いろんなやり方があるよ。
-
紙に描いたスケッチ
ちょっとしたアプリのイメージや、サービスの流れを手描きで。 -
段ボールや折り紙で作った模型
空間や構造を想像したいときに便利。 -
紙芝居風のストーリー展開
使う人の気持ちを追体験するために。 -
スライドや画像を使ったプレゼンっぽい説明
頭の中にある構想を、人に伝える手段として。
大事なのは「ちゃんとしてるか」じゃなくて、「伝わるか・試せるか」なんだよね。
どうしてそんなに急ぐの?
デザイン思考では「とにかく早く試して、早くフィードバックをもらう」っていうのがすごく大事。
なぜかというと…
- 自分の考えてたことと、実際に使った人の印象ってけっこう違う
- 完成してから直そうとすると、時間もコストもめちゃかかる
- 早いうちに小さく失敗すれば、あとで大きな修正をしなくてすむ
だからこそ、まずは試作。
完璧を目指す前に、ラフでもいいから“形にする”。
そこから学んでいくのがプロトタイピングなんだ。
◆ 図でプロトタイプを理解しよう
フローチャート
疑似言語
【プロトタイプづくりの擬似言語】
もし アイデア が浮かんだら:
スケッチ用紙 を 用意する
アイデア を描いてみる
もし ストーリー があるなら:
コマ に 分けて 並べる
ひとりで 読み返してみる
もし 誰か に 見せられそうなら:
スケッチ を 見せる
反応 を 観察する
気づいたこと を メモする
気になった部分 が あれば:
修正 を 試してみる
prolog
% 状況: アイデアはあるけど、なんとなく詰まっている
% 選択肢: 思考だけで悩み続けるか、手を動かしてみるか
詰まった :- 考えすぎ, 進まない.
突破口 :- 手を動かす, 可視化する, 気づく.
% 例:
% ?- 詰まった.
% → true
% ?- 手を動かす.
% → なんかモヤっとしてたとこが見えてきた!
「まだ早いかも…」と思ったときこそやってみて
よくあるのが、「もう少し考えが固まってから作ろう」って待っちゃうパターン。
でも実は、「なんとなく思いついた」くらいのタイミングで作ってみるのがちょうどよかったりする。
実際に手を動かしてみると、思ってたよりうまく伝わらなかったり、逆に意外な発見があったりする。
頭の中だけで考えてると見えないものが、形にした途端に浮かび上がってくるんだよ。
フィードバックは「正解」じゃなく「ヒント」
人に見せるときって、ちょっとドキドキするよね。
「変って言われたらどうしよう」とか、「やっぱまだ見せたくないな」って思うかもしれない。
でも、プロトタイプを見てもらうのって、「評価されるため」じゃなくて「ヒントをもらうため」。
誰かのリアクションを通して、自分でも気づいてなかった“違和感”に気づけたりする。
ときには「それ、ちょっとややこしくない?」って言われて、ハッとすることも。
そういうのも全部、次のステップにつながる材料になるからね。
プロトタイプを“遊び”にしちゃおう
もし「プロトタイプって難しそう…」って感じてたら、ちょっと視点を変えてみて。
たとえば、子どものころやった工作みたいに、
「こうしたらどうかな?」ってワクワクしながら作ってみる。
誰かに見せて、「え、なにそれ〜」って笑われたら、それはそれでうれしい。
プロトタイプって、そんな“遊び心”が大事。
うまくいくことより、「試してみること自体」が価値なんだと思ってみてね。
まとめ:ゆるっと、でも前に進む
プロトタイプは、完成を目指すものじゃない。
「試すために作る」ものなんだ。
ゆるくていい、ざっくりでいい。
少しでも形にしてみたら、それだけで次に進める。
手を動かした分だけ、見えてくる世界があるよ。
だからまずは、紙とペンでも、スマホのメモでもOK。
ちょっとだけでも「カタチ」にしてみよう。
きっと新しい気づきが、ふわっと生まれるからね。
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