Google Cloud Next'24 Day1
はじめに
ZIPAIRでは、システムのインフラストラクチャ構築にGoogle Cloudを利用しています。本日はGoogle Cloudに関する最新の技術トレンドや活用方法を学ぶため、Google Cloud Next'24 へ参加しました。
この記事では、イベントで参加したセッションの一部をご紹介します。もし興味を持たれた方は、ぜひフォローしてください。今後の投稿にてDay 2以降の情報を共有していきますので、お見逃しなく!
参加したセッション
What's next for Google Cloud databases
Google Cloudが提供する様々なデータベースの技術的進歩と、その活用事例が具体例とともに紹介されました。自然言語からSQLを生成する機能がAlloyDBに追加され、架空の航空会社のチャットbotがお客様と対話しながらデータベースから情報を取り出すデモンストレーションが印象深かったです。
Delivering win after win: How Bandai Namco launches games on Google Cloud
Google Cloudの製品を活用して、ドラゴンボールや鉄拳などの人気ゲームをローンチした経験が共有されました。彼らはMemorystore、GKE、Spanner、およびオープンソースのゲームソリューションを駆使し、初日から完璧な体験を提供するためのスケーラブルなクラウドインフラを構築したそうです。リアルタイムゲームをデプロイすることの難しさや、それをAgonesというフレームワークの採用によってどう変わったかが語られるなど、ゲーム業界独自の悩みが印象的でした。
Java on Google Cloud: The enterprise, the serverless, and the native
JavaやJakarta EEを使用して書かれたワークロードを、Google Cloudで実行するための選択肢が紹介されました。また、Javaアプリケーションのパフォーマンスを改善するためのアプローチとして、いくつかのフレームワークが紹介されました。Quarkusは軽量で高速なマイクロサービスフレームワークであり、イメージサイズを減らすことでアプリケーションの起動時間を短くできます。GraalVMは高パフォーマンスなJDKであり、Javaのバイトコードをあらかじめコンパイルしておくことでアプリケーションの起動時間を短くできます。CRaCはアプリケーションの実行状態を保存しておくことで2回目以降のJVM起動にかかるオーバーヘッドを減らします。
まとめ
Google Cloud Next'24のDay 1の各セッションの内容を速報形式にてお伝えしました。それぞれの詳細は後日また記事として投稿する予定です。お見逃しのないようフォローのほど、よろしくお願いいたします。
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