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Macのデスクトップアイコンを非表示にする方法まとめ

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Macのデスクトップアイコンを非表示にする方法まとめ

こんにちは、主にフロントエンドエンジニアのyugoです。
今日は、「Macのデスクトップに散らばったアイコンをさっと非表示にしたい!」という悩みを解決する方法をまとめてみました。

はじめに

macOSを使っていると、デスクトップにファイルやフォルダをたくさん置きすぎてしまい、作業画面がごちゃついてしまうことがありますよね。
そんなとき、GUIからサクッと設定できる方法や、ターミナルコマンドでワンショット非表示にする方法など、使い方に合わせていくつかの手段があります。

この記事では、主に以下の3つの方法を紹介します。

  1. Finderの環境設定 からデバイス/ディスクアイコンのみを非表示にする方法(macOS Mojave以降)
  2. ターミナルコマンド でデスクトップ上の全てのアイコンを完全に非表示にする方法
  3. サードパーティ製ツール(HiddenMeなど) でON/OFFを切り替える方法

それぞれメリット・デメリットがありますので、自分の使い方に合ったものを選んでください。


1. Finderの環境設定でデバイスアイコンを非表示にする(macOS Mojave以降)

図1: Finderの「環境設定」画面の例

macOS Mojave(10.14)以降では、Finderの環境設定画面からデスクトップ上に表示されるデバイスアイコン(ハードディスク、外部ディスク、CD/DVD、サーバなど)だけをまとめて非表示にできます。

手順

  1. Finderをアクティブにする

    • デスクトップの何もないところをクリックして、メニューバーの「Finder」が選択されている状態にします。
  2. Finderのメニューから「環境設定…」を開く

    • メニューバーにある「Finder」→「環境設定…」(もしくはショートカット: ⌘ + ,)をクリックします。
  3. 「一般」タブを確認

    • 「一般」のタブには「デスクトップに表示する項目」というセクションがあります。

    • 以下のチェックボックスが並んでいるので、オフにしたいもののチェックを外します。

      • ハードディスク
      • 外部ディスク
      • CD、DVD、およびiPod
      • 接続されているサーバ
  4. チェックを外すだけでOK!

    • チェックを外した瞬間、該当アイコンがデスクトップから消えます。
    • 普段使うアプリケーションの書類やフォルダは表示されたままにできるので、必要最低限だけ非表示にしたい場合に便利です。

メリット・デメリット

  • メリット

    • GUIで簡単に設定可能。再起動不要。
    • 一部のアイコンだけ消せるので、完全にスッキリさせるのではなく「デバイスだけ隠したい」場合に最適。
  • デメリット

    • デスクトップフォルダに置いた通常のファイル・フォルダ(書類など)はこの方法では非表示になりません。
    • macOS Mojave以前のバージョンではこの機能自体が存在しません。

2. ターミナルでデスクトップ上の全アイコンを完全に非表示にする方法

図2: ターミナルでコマンドを実行する様子

「とにかくデスクトップに一切アイコンを表示させたくない!」という場合は、ターミナルを使ってFinderの設定を直接変更することができます。

手順

  1. ターミナルを起動する

    • ランチパッドやSpotlight(⌘ + Space)で「ターミナル」を開きます。
  2. 以下のコマンドを入力して実行

    defaults write com.apple.finder CreateDesktop -bool false
    killall Finder
    
  3. デスクトップがスッキリ!

    • 完全にアイコンが消え、真っさらにできます。
  4. 再度アイコンを表示する場合

    defaults write com.apple.finder CreateDesktop -bool true
    killall Finder
    

メリット・デメリット

  • メリット

    • デスクトップの全アイコン(通常ファイルやフォルダも含む)が一括で非表示になる。
    • どんなmacOSバージョンでも動作。(Mojave以前も含めて対応可)
  • デメリット

    • ターミナル操作が必要なので、慣れていないと少しハードルが高く感じるかも。
    • 一度にすべて非表示になるため、必要なファイルを探すときに手間がかかる。

3. HiddenMeなどのサードパーティ製ツールを使う方法

図3: HiddenMeのメニューバーアイコン例

もっと手軽に、ホットキーひとつでデスクトップアイコンの表示/非表示を切り替えたい場合は、無料のアプリ「HiddenMe」などを使うのがおすすめです。App StoreやWebサイトからインストールしておくだけで、メニューバーからワンクリックで切り替えられます。

手順(HiddenMeの場合)

  1. HiddenMeをダウンロード&インストール

    • App Storeなどから「HiddenMe」をインストールしましょう。
  2. メニューバーのHiddenMeアイコンをクリック

    • インストール後、メニューバーに小さな「禁止マーク」風アイコンが表示されます。
    • アイコンをクリックすると「Hide Desktop Icons」などのメニューが出るので、選択するだけで即座に非表示になります。
  3. ホットキー設定も可能

    • HiddenMeの設定画面でショートカットキーを登録しておくと、キーボードだけでON/OFFを切り替えられます。

図4: HiddenMeの環境設定画面例

メリット・デメリット

  • メリット

    • ワンクリック/ホットキーでサクッと切り替え可能
    • ターミナル不要で初心者でも安心
  • デメリット

    • サードパーティ製アプリをインストールする必要がある
    • 他のアプリとの相性や、一部機能制限がある場合あり

まとめ

今回は、Macのデスクトップアイコンを非表示にする3つの方法を紹介しました。

  1. Finderの環境設定 でデバイスアイコンのみを非表示(macOS Mojave以降)
  2. ターミナルコマンド でデスクトップ上の全アイコンを完全に非表示
  3. サードパーティ製ツール(HiddenMe) でホットキーによるON/OFF

それぞれ一長一短がありますが、自身の使い方や慣れに合わせて選んでみてください。デスクトップがスッキリすれば作業効率もアップしますし、見た目も気持ちよくなります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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引き続き快適なMacライフをお楽しみください!

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