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【プログラミング環境の構築①】まずはWSL

2024/03/25に公開

プログラミングと言えば「Docker」とうことで、まずはDockerを使えるようにしたいと思います。

Windows Subsystem for Linux?

クリエイティブな仕事をしているわけでもなく、エンジニアという感じでもないので(昔、TSS端末で汎用機に接続して、ASPEN(エディタ)で1行72文字のプログラミングをしていたことはありますが…)パソコンはWindowsを使っています。
DockerはLinux用のソフトみたいなので、Windows上でDockerを使うためにはWindows上でLinuxを動かせるようにしなければなりません。
Microsoft LearnによるとWSL2(Windows Subsystem for Linuxのバージョン2)というものを使えばWindowsでもLinuxを使えるようになるらしいので、まずは、この手順に沿ってWSL2を使えるようにします。
※Windows10の途中のバージョン以降はこの手順でいけそうです。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-manual

WindowsのPCでLinuxが動くようにします

①WSLを有効化

WSLの機能を使えるようにするため、PowerShellを管理者モードで起動して以下のコマンドを実行します。
※以降のコマンドはPowerShellの管理者モードで実行します。

PowerShell(管理者モード)
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart

②仮想マシンの機能を有効化

仮想マシン プラットフォーム機能を使えるようにするため、以下のコマンドを実行します。
※コマンド実行後にパソコンを再起動しました。

PowerShell(管理者モード)
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart

③WSLを最新化

「Linuxカーネル更新プログラムパッケージ」のインストーラをこちらからダウンロードしてインストールします。
※インストール後にパソコンを再起動しました。
https://wslstorestorage.blob.core.windows.net/wslblob/wsl_update_x64.msi

④WSLのデフォルトバージョンを設定

WSLのデフォルトバージョンにWSL2を設定します。

PowerShell(管理者モード)
wsl --set-default-version 2

⑤Ubuntuをダウンロード

WSLでは「Ubuntu」(LinuxのOS)を使います。以下のコマンドを実行してUbuntuをダウンロードします。
※サイズが1GB程度ありダウンロードに10分くらいかかります。

PowerShell(管理者モード)
Invoke-WebRequest -Uri https://aka.ms/wslubuntu2204 -OutFile Ubuntu2204.appx -UseBasicParsing

⑥Ubuntuをインストール

「Ubuntu」をダウンロードしたフォルダで以下のコマンドを実行して、Ubuntuをインストールします。

PowerShell(管理者モード)
Add-AppxPackage Ubuntu2204.appx

⑦Ubuntuを起動

スタートメニューに「Ubuntu」が表示されるようになるので、Ubuntuを起動します。

⑧Ubuntuのユーザー、パスワードを設定

「Ubuntu」のターミナルが起動し、ユーザーとパスワードの入力を求められるので入力します。
入力後はexitコマンドでターミナルを終了します。

⑨WSLのディストリビューション一覧を確認

Ubuntuをインストール後に、以下のコマンドでWSLのディストリビューションを表示すると、Ubuntuが表示されるようになります。

PowerShell(管理者モード)
wsl -l -v

これでWindows上でLinuxが動くようになり、Dockerを動かす為の環境が整いました。

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