🔖

【初心者向け】synologyのNASでできること。

に公開

synology(シノロジー)は、簡易サーバーの機能を併せ持つNAS。

低機能(低価格) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー> 高機能(高価格)

外付けハードディスク IOデータなどのNAS製品 シノロジー、QNAPなどのスモールビジネス向けNAS製品 Windows、Linuxサーバ機
パソコン付属のストレージとして動作。 ネットワークストレージ。 NAS機能に加えて、簡易サーバ機能を持つ。 PCサーバーとして様々な機能を持つ。
ストレージ機能のみ。複数のマシンから接続できない。 複数のマシンから接続できるNASとして動作する。 耐久性がある。24時間×365日の運用ができる。 普通のパソコンをサーバーにすると24時間×365日の運用が難しい。
インターネットに公開できる。 インターネットに公開できる。
周辺機器メーカー IOデータ、バッファローなど synology、QNAP 富士通、デル、NEC、HPなど
数千円〜 1.5万円〜 2万円〜(HDD別売) 10万円〜

シノロジーNASの具体例

DS216j ←メモリ512MBのモデル。メモリが少ない。CPUはIntel Celeronシリーズより遅い。
(自分は数年前の製品をヤフオクで1万円弱で落札、余ったHDDを入れています。)
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1603/18/news096.html

シノロジーの良い点

  1. NASとししっかりしている。RAIDやバックアップの仕組みなどが標準で装備されている。
  2. NAS機能+代表的なサーバ(Linux、windows Server)機能がパッケージ提供されている。
    • DDNS
    • Web、WordPress、Wiki
    • VPN Server
    • Docker、などなど。
  3. 24時間365日の運用が可能。 (普通のパソコンでは常時運用が難しかった。)
  4. synology間の接続、AWS S3やgoogle Drive、dropBoxなどとの接続も考慮されている。     (=遠隔地のパソコンやクラウドストレージと同期してバックアップを分散できる。)

シノロジーのデメリット

  1. 誰でも簡単に使えるわけでは無い。OSやセキュリティなど、ある程度の知識やメンテナンスが必須。
  2. インターネットに公開するには自宅側ルータの設定を調整する必要などがあり、ネットワークの知識が必要。
    参考:65歳からのホームネットワーク構築奮戦記

機能はこんな感じです。

管理画面


管理画面はこんな感じ。ブラウザで接続します。

Synology photo


保存した写真や動画を公開できる。Google photo風に使えます。

WebやWordPress、Wiki

WebやWordPress、Wikiサーバーの機能もあります。

SSH接続(簡易Linuxマシンとしての利用)


SSHで接続してLinuxマシンとして使うことも可能です。



Cloud sync機能を使った最強のバックアップ

クラウドストレージ(DorpBox、BOXなど)と遠隔地にあるパソコンのデータを集約した上で①、②、③の3箇所にデータを同期して保存する例。

備考

・SSH設定を標準のままにしておいたところ、すぐにセキュリティアタックを受けた。
・入手する場合、メモリが増設できる製品と出来ない物が混在し判りにくい。(詳しい人に要相談)

Discussion