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【初心者向け】synologyのNASでできること。
synology(シノロジー)は、簡易サーバーの機能を併せ持つNAS。
低機能(低価格) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー> 高機能(高価格)
外付けハードディスク | IOデータなどのNAS製品 | シノロジー、QNAPなどのスモールビジネス向けNAS製品 | Windows、Linuxサーバ機 |
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パソコン付属のストレージとして動作。 | ネットワークストレージ。 | NAS機能に加えて、簡易サーバ機能を持つ。 | PCサーバーとして様々な機能を持つ。 |
ストレージ機能のみ。複数のマシンから接続できない。 | 複数のマシンから接続できるNASとして動作する。 | 耐久性がある。24時間×365日の運用ができる。 | 普通のパソコンをサーバーにすると24時間×365日の運用が難しい。 |
インターネットに公開できる。 | インターネットに公開できる。 | ||
周辺機器メーカー | IOデータ、バッファローなど | synology、QNAP | 富士通、デル、NEC、HPなど |
数千円〜 | 1.5万円〜 | 2万円〜(HDD別売) | 10万円〜 |
シノロジーNASの具体例
DS216j ←メモリ512MBのモデル。メモリが少ない。CPUはIntel Celeronシリーズより遅い。
(自分は数年前の製品をヤフオクで1万円弱で落札、余ったHDDを入れています。)
シノロジーの良い点
- NASとししっかりしている。RAIDやバックアップの仕組みなどが標準で装備されている。
- NAS機能+代表的なサーバ(Linux、windows Server)機能がパッケージ提供されている。
- DDNS
- Web、WordPress、Wiki
- VPN Server
- Docker、などなど。
- 24時間365日の運用が可能。 (普通のパソコンでは常時運用が難しかった。)
- synology間の接続、AWS S3やgoogle Drive、dropBoxなどとの接続も考慮されている。 (=遠隔地のパソコンやクラウドストレージと同期してバックアップを分散できる。)
シノロジーのデメリット
- 誰でも簡単に使えるわけでは無い。OSやセキュリティなど、ある程度の知識やメンテナンスが必須。
- インターネットに公開するには自宅側ルータの設定を調整する必要などがあり、ネットワークの知識が必要。
参考:65歳からのホームネットワーク構築奮戦記
機能はこんな感じです。
管理画面
管理画面はこんな感じ。ブラウザで接続します。
Synology photo
保存した写真や動画を公開できる。Google photo風に使えます。
WebやWordPress、Wiki
WebやWordPress、Wikiサーバーの機能もあります。
SSH接続(簡易Linuxマシンとしての利用)
SSHで接続してLinuxマシンとして使うことも可能です。
Cloud sync機能を使った最強のバックアップ
クラウドストレージ(DorpBox、BOXなど)と遠隔地にあるパソコンのデータを集約した上で①、②、③の3箇所にデータを同期して保存する例。
備考
・SSH設定を標準のままにしておいたところ、すぐにセキュリティアタックを受けた。
・入手する場合、メモリが増設できる製品と出来ない物が混在し判りにくい。(詳しい人に要相談)
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