Open2
開発生産性に関するアウトプット

SPACE
開発生産性フレームワークの一種
Satisfacation and well being
- 開発者が自分の仕事、チーム、ツール、文化にどれだけ充実感を感じているか
- 開発者がどれだけ健康で幸せであるか、仕事がそれにどのような影響を与えているか
Performance
- システムやプロセスの成果
- 品質:信頼性、バグのなさ、継続的なサービスの健全性
- 影響:顧客満足度、顧客導入と維持、機能利用、コスト削減
Activity
- 業務遂行の過程で完了したアクションやアウトプットの数
- 設計とコーディング:設計文書や仕様書、作業項目、プルリクエスト、コミット、コードレビューの量や数
- 継続的インテグレーションとデプロイメント:ビルド、テスト、デプロイメント/リリース、インフラの利用回数
- 運用活動:インシデント/問題の数または量、およびその重大度、オンコールへの参加、およびインシデントの軽減に基づく分布
Communication and collaboration
- どのようにコミュニケーションしどのように協働するか
- 文書と専門知識の発見可能性
- インテグレーション(統合)の速さ
- チームメンバーが貢献した仕事のレビューの質
- 誰が誰とどのようにつながっているかを示すネットワーク指標
- 新メンバーのオンボーディング時間と経験
Efficiency and flow
- 中断や遅延を最小限に抑えて仕事を完了させたり、進捗させたりする能力
- プロセス内のハンドオフ(手渡し)数、プロセス内の異なるチーム間のハンドオフ数
- フロー状態を作り出す能力
- 中断の数、タイミング
- 時間:合計時間、価値を創出している時間、待ち時間
開発者の生産性は「重要な1つの指標」で把握することはできない
生産性を様々な側面からバランスよく捉えるためのSPACE

Four Keys
DORAが提唱した、ソフトウェア開発チームのパフォーマンスを測る指標
開発のスピードと安定性を測る
あくまで観測のためのものであって、改善の道具ではない。
指標
- デプロイ頻度
- 変更を本番環境にデプロイ、あるいはエンドユーザーにリリースした頻度
- 変更のリードタイム
- 変更のコミットから本番環境に正常に実行されるまでの時間
- 変更失敗率
- デプロイによって本番環境で障害が発生する割合
- デプロイ失敗時の復元までの時間
- 本番環境での障害から復元にかかるまでの時間
DORAはState of DevOps Reportというソフトウェアデリバリーパフォーマンスに関するレポートを毎年公開している。
5つ目のメトリクスとして信頼性が追加された。
ケイパビリティ
DevOpsの能力を測る項目のこと。
技術・プロセス・文化の3つに分かれている。