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ウェブIDフェデレーションとSAMLフェデレーション
ウェブIDフェデレーションとSAMLフェデレーションの違い
ウェブIDフェデレーションとSAMLフェデレーションは、どちらも異なるシステム間でユーザー認証情報を共有するためのフェデレーション技術ですが、いくつかの重要な違いがあります。
プロトコルの違い
ウェブIDフェデレーションはOIDCやOAuth 2.0を使用し、SAMLフェデレーションはSAMLプロトコルを使用します。
用途の違い
ウェブIDフェデレーションは主にウェブやモバイルアプリに使われ、SAMLフェデレーションはエンタープライズ環境での使用に適しています。
技術スタックの違い
ウェブIDフェデレーションはJWTやOAuth 2.0のフローを使用し、SAMLフェデレーションはXMLベースのアサーションを使用します。
実装の容易さ
ウェブIDフェデレーションは実装が比較的簡単で、SAMLフェデレーションは複雑な設定が必要です。
AWSにおけるウェブIDフェデレーション
AWS固有の意味
AWSでは、特定のIDプロバイダーと連携してユーザーがAWSリソースにアクセスできるようにする技術を「ウェブIDフェデレーション」と呼びます。
一般的な意味
ウェブIDフェデレーションは、OAuth 2.0やOpenID Connectなどのプロトコルを使用して、異なるウェブサービス間でユーザー認証情報を共有するための技術全般を指します。
AWSのIAMとの関係
IAM は、OpenID Connect または SAML 2.0と互換性のある IdP をサポートしています。
OpenID Connect を利用する場合は、SAML 2.0ではなくウェブ ID フェデレーションを利用します。
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