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Zao SDKスターターキットにSSHリモートログイン
はじめに
Zao SDKスターターキットにPCからSSHリモートログインする手順を説明します。
対象バージョン
2024-01-05時点で全てのバージョンのZao SDKスターターキットに適用可能です。
1: 必要な機材
Zao SDKスターターキット以外に以下の機材が必要になります。
- Wi-Fi ルーター (Zao SDKと有線接続する場合はWi-Fi非対応でも可)
- PC (SSHクライアント、受信PCでも可)
PCにはSSHクライアントアプリ (Tera Term等) をインストールしておいてください。
2: ネットワーク接続
以下のいずれかの形でスターターキットとPCが同じLANに属している状態にします。
- スターターキット付属のUSB Wi-Fiで接続する場合
- スターターキットと有線LAN接続する場合 (走行させる場合には注意して下さい)
3: SSH接続
- SSHクライアントアプリから
jetson.local
に接続します
ポート番号はデフォルトのままTCP 22で大丈夫です
ホストが見つからない等のエラーになる場合は、PCのmDNS対応に関係した設定を調整してください - ユーザ名、パスワードは初期状態のままなら共に
jetson
です
このユーザでsudoも可能です
4: TUI画面を表示・操作
スターターキットにディスプレイを接続した場合に表示されるTUI画面をSSH接続越しに表示・操作することも可能です。
SSH接続後に tmux -S /tmp/tmux-ZaoControl attach
と実行します。
ウィンドウサイズが小さすぎる場合は正しく表示されませんので、ある程度の幅・行数で実行してください。
tmuxから抜けるには Ctrl-b
を入力してから d
を入力します。
5: 終わりに
本記事の手順でZao SDKスターターキットにSSHリモートログインが可能となります。
スターターキットにディスプレイ・キーボードを接続せずに制御や設定変更が可能となります。
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