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Zao SDKスターターキットリカバリー手順 (Raspberry Pi編)
はじめに
Zao SDKスターターキットのRaspberry Piをリカバリーする手順を説明します。
この手順では、microSDカード全体を上書きしますので古い内容は失われます。必要に応じてバックアップを行ってから作業してください。
対象バージョン
Zao SDKスターターキットのRaspberry PiはZao SDK初版の1.0.0から2023-12-05時点で最新の1.2.0まで同一ですので、1.0.0から1.2.0まで本記事の手順が適用可能です。
1: 必要な機材
Zao SDKスターターキット以外に以下の機材が必要になります。
- Windows PC (受信PCが使えます)
- microSDカードリーダライタ (PC本体がmicroSD書込みに対応していない場合、別途必要となります)
2: イメージファイルのダウンロード
PCでRaspberry Pi用microSDイメージをダウンロードします。ダウンロードには契約時にお知らせしたパスワードが必要となります。
ダウンロードしたzipファイルは解凍せずに次のステップで使用します。
Zao SDKスターターキット 1.1.0 Raspberry Pi用microSDイメージ
3: 書き込みソフトのダウンロードとインストール
balenaEtcherを使用してイメージの書き込みを行います。
balenaEtcher公式サイトから対応するOSのファイルをダウンロードし、PCにインストールします。
4: microSDカードへの書き込み
- 電源OffしたRaspberry PiからmicroSDカードを取り外します。
- microSDカードをリーダライタに挿入、PCに接続しbalenaEtcherを起動します。
- 「Flash from file」でダウンロードしたRaspberry Pi用イメージzao_sdk_1.1.0_starter-kit_raspi.zipを選択します。
- 「Select target」でmicroSDカードのドライブを選択します。
注意: 間違ったドライブを選択すると、データが失われる可能性があります。
- 「Flash!」をクリックし書込みを実行します。
書き込みには10分程度かかります。完了すると以下の画面になります。
- microSDカードをRaspberry Piに装着します。
5: 動作確認
Raspberry Piにシリアルクロスケーブル、ゲームパッドを接続し、シリアルクロスケーブルの反対を受信用PCに接続します。
スターターキットのカートを起動し、操縦ができることを確認してください。
6: 終わりに
問題や不明点がある場合は、公式サポートまでお問い合わせください。
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