Jasper で GitHub 生活を快適にする
GitHub での OSS 活動における課題点
vlang での活動を始めてしばらく経ち、いくつかストレスになることが出てきた。
vlang のコミュニティは非常に活発で、PR を出すと 24 時間以内に何らかの返答がある。
コメントがついたタイミングですぐに対応できればスムーズにマージされるが、毎朝のチェックだけでは一つのやり取りに一日かかってしまう。これでは vlang のスピード感にマッチしない。
また、できるだけ PR を小さく出すようにしているので、常時複数の PR がレビュー待ちの状態になっている。そのために、ブラウザのタブが複数開かれている状態になるが、favicon が全部同じなので、どのタブがどの PR なのかの区別がつかない。
Notification の未読マークも、どれに反応があったのかは開いてみないと分からない。
Jasper
これらの問題を一挙に解決する Jasper というアプリケーションを見つけた。
Jasper の Stream という機能を使うと、GitHub の filter を使って PR や Issue の一覧を作成したり、デスクトップ通知させたりすることができる。
たとえば、Issue、PR、自分が作った PR のように登録しておき、自分の PR のみデスクトップ通知をする、というようなことが可能になる。
また、各 Stream にはアイコンと色を設定できたり、未読数が表示されたりするため、非常に判別がしやすい。
具体的な使いかたはいろいろな人が書いているので省くが、とにかく便利だ。OSS に限らず、GitHub を日常的に使用している人は一度試してみてほしい
余談
そもそもタブを開きすぎてどのタブがどの PR なのかわからないという問題はずいぶん前から認識していたにもかかわらず、後回しにしてツールを探すことをしていなかった。
不便だと思うことはほかの人もまたそう思っていることも多く、ツールを探すというのは当然やるべきことだったはずで、それを怠っていたどころか、いままでその発想すら浮かばなかったということに少しばかり危機感を抱いた。
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