iTerm2 version 3.5 の新機能まとめ
iTerm2 3.5 の新機能が良さそうな割に、どう使ったらいいのか分からなかったので調べてみました。
結論、Offscreen Command Line
と Command Selection
はすぐ使えそう、他は使いこなすのに工夫が必要そうでした。
なお、何をするにしても Shell Integration が必要です。
Filtering
検索結果の絞り込みができます。
Cmd + F で検索したあと、
例えば、ちょっと量が多いので、cert 関連のみ見たい!という場合は、Cmd + Alt + Shift + F を押して Filter することができます↓
(あまり使い道が思いつかない)
Offscreen Command Line
コマンド実行後に、見切れる場合にターミナル上部に実行したコマンドを表示してくれます。
さらにスクロールして遡り、違うコマンド実行結果に辿り着くと、その時のコマンドに表示が切り替わる。
長い出力のコマンド履歴を遡っていると、これ何だっけ?と迷子になることが多々あるので、この機能はありがたいですね。
AITerm
OpenAI の API を使って、複雑なコマンドラインを組み立てることができるそうです。
眠いので明日試そう。 試した。
設定
OpenAI API のコンソールから、API Key を取得しておきます。
AI Prompt はとりあえずデフォルトのままでやってみました。
Model は gpt-4-turbo を選択。
そして、調べたいコマンドの後に Cmd-y を打つと候補を提案してくれます。
試しに curl + Cmd-y した結果がこちら:
違う、そうじゃない感。
プロンプトを鍛えてねということだと理解しました。
chatgpt プロンプトへのショートカットと思えば、別の使い道がありそう。
cool なコミットメッセージ作成のサポートとか。
Command Selection
コマンドの実行結果ごとに、フォーカス? することができます。
このスクリーンショットでは curl --help
のあたりをマウスでクリックして、"help" で検索しています。
クリックした実行結果以外にも "help" の文字列が存在するものの、検索に反応していない (黄色くなっていない) ことが分かります。
検索のほか、フィルタと全選択もこの機能で、範囲を絞ることができます。
私は terraform の出力のコピペをよくするのですが、このとき全選択が便利そう。
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