🎉
【速報】Microsoft Build 2024 アップデート情報 Microsoft Fabric & Database関連
5月21-24日開催のMicrosoft Build から Microsoft Fabric & Azure Database関連のアナウンスをピックアップして紹介いたします。
Book of News全体の概要がございます。
Blog投稿
Fabric関連のまとめ
Microsoft Fabric アップデート情報
Generally Available(一般提供)
- Copilot in FabricがGA
プレビュー開始
- リアルタイムインテリジェンス
-
Microsoft Fabric Workload Development Kit
- ISV等がFabric上でアプリケーションを開発することを可能にすることを目指します
- マーケットプレイスのような収益構造や3rd Party製品をOneLake上に構築するためのツールキット
-
GraphQLおよびユーザーデータ関数のためのAPI
- APIでFabricを呼び出すことや関数を使用することが出来るようになり、アプリケーションとの連携が容易になります。
- 開発者は1つのクエリを使用して、Fabric内の複数のソースからデータにアクセス出来ます
- Fabric内のデータワークフロー
-
オンプレミスソースへのショートカット
- 従来ADLSやS3がメインであったショートカットの対象にオンプレミスも追加されました。オンプレミスにあるS3 API互換のストレージに対してショートカットを利用することが可能になります。
-
AIスキル
- 自然言語でFabric上のデータベースに対してSQLクエリを実行することができます。
近日公開予定
-
Fabric と Snowflake データの接続 (Icebergショートカット)
- Snowflakeはオープンなストレージ形式であるIcebergをサポートしています。
- Iceberg形式のデータをADLS gen2等外部オブジェクトストレージに保管することでFabricのショートカット機能と連携します。
- SnowflakeのIcebergテーブルをパフォーマンスを損なうことなく、Fabricに接続できるようになります。
- Icebergとは:
- Netflixが開発した巨大なデータセットのためのオープンなストレージフォーマット。
- Delta Lakeの様にトランザクション処理をサポートしていて、スキーマの進化をサポートしています。
- Delta Lakeは主にDatabricksのエコシステムで恩恵を受けますが、Icebergより広範囲はオープン性を売りにしています。Parquet以外にもAvro、ORCのストレージフォーマットをサポートしています。
-
Azure Databricks Unity CatalogとのFabric統合
- Unity Catalog上からFabricのリソースを管理可能
-
Azure DatabricksでのリモートカタログとしてのOneLakeのフェデレーション
- OneLakeを選択することでOneLake上のデータとDatabricksがシームレスに連携可能になります。
Azure Databases全般のアップデート
インテリジェントアプリを構築するための開発者支援
-
DiskANNを活用したAzure Cosmos DB for NoSQLによるベクトル検索
- ベクトルストアとしてCosmos DBがサポートされるようになります。
- DiskANN、大規模なベクトル検索のためのアルゴリズムです。
- スケーラブル、正確、コスト効果的な近似最近傍検索を可能にします。
- 大規模なデータセットに対して高速で正確な近似最近傍検索を実現します。
-
CosmosDBのサーバーレスからプロビジョニングされたアカウントへの移行
-
PostgreSQL用Azure DBのネイティブベクトル埋め込み生成
- テキスト埋め込みモデルが取り込まれるため、Azure OpenAI Service を呼び出さなくてもデータベース内で埋め込みを生成
- 埋め込みの作成時間を 1 桁ミリ秒のレイテンシに短縮
- 予測可能なコストで埋め込みモデルを活用
- 機密性の高いワークロードやプライベートなワークロードに対して、データのコンプライアンスを維持
-
PostgreSQL用Azure DBのAzure AI拡張
AI強化データベース管理による開発体験の簡素化
- Azure SQL DBに対して自然言語からT-SQLクエリ支援(Copilot機能)
- Azure DB for MySQLの技術文書支援(Copilot機能)
随時更新していきます。
Discussion