Open14
エンジニアのためのコーチングメモ
忘却曲線にのっとってリマインドする。
ティーチングは教える。コーチングは質問する。
コーチングのステップ
- 現状の明確化
- 望ましい状態の明確化
- ギャップの理由と背景の発見
- 行動計画の立案
- フォロー
- 振り返り
聞く姿勢
- 時間と場所をとる
- さえぎらない
- 自分の理解度を確認する
- 客観的になる
質問の仕方
- クローズドクエスチョン→オープンクエスチョンに変える。3回に1回程度クローズドクエスチョン(大切な質問)
- 抽象度中くらい(ミドルチャンク)を意識
アクナレッジメント(認めること、相手を受け入れる具体的行為)
- ここまで達成したという到達点を事実として伝えるにとどめる
- 相手自身が気づいていないことを先に察知して、それを伝える
コーチングの必要度
★★★★ リスクが高い職務に従事する能力の高い人材
★★★ リスクが低い職務に従事する未熟な存在
★★ リスクが高い職務に従事する能力の高い人材
★ リスクが低い職務に従事する能力の高い人材
コーチング が 有効な領域 は、重要だが緊急でない事柄
コーチ型マネージャーチェックリスト
- 過程から部下と関わっている
- 部下が自発的に動けるようにサポートしている
- 部下が安心してリスクに挑める環境を作っている
- 部下の強みに焦点を当てている
- 努力や成長を重視している
- 個々のやり方、強みを認めている
- 部下が自分で問題を解決できるようにサポートする
- 部下の話の真意をくみ取っている
- 生活と仕事のバランスの取れた、健全な生き方のモデルとなっている
- 部下に協力的であり、問題解決に手を差し伸べている
質問の仕方
「君、 これはどう思う?」上から目線であり、コーチングではない。
コーチはあくまでも、相手と問に対して等しく向かいあう
アクノレッジメント”I”の立場でほめる
相手が自分に対してどういう影響を与えたかの観点
「今日のきみのプレゼンは安心してみていられたよ」
苦手な対象(人・こと)について30分話してもらう
対象から引きはがす方法のひとつ
事実の認識を伝える「~さんのことが苦手なんだね」
話させる「彼について思っていること感じていること、全部聞かせてくれないか」
もっと話させる「もっと、全部きかせて」
30分話すことで、対象と客観的な距離まで認識が遠ざかる
理想の状態を10点満点として、今の状態を採点してみる。
フォローアップ
もし行動が起きなかったのであれば、何が妨げとなったのかをはっきりさせる。