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初学者のプログラミング学習生成AI活用例

2023/12/11に公開

プログラマーにとって是非活用したいのが生成AI。
初心者が学習で使ってみたところ非常に感動したので、記事としてまとめておきたいと思います。
我流の使い方がほとんどとなっておりますので、活用にはご注意お願いします。

なぜ、プログラミング学習に生成AIが有用なのか

問題に対して多方向からアプローチしやすい、この点が非常に大きいと感じています。
例えば学習中にどうしてもわからない、解決できない問題に直面した場合、以前は公式ドキュメントを読んだり検索エンジンで関連ワードを検索してみたりしていたと思います。
ただ、これらの情報は提供側からの一方的なものであり、こちらから提示された情報にアプローチする手段はせいぜい検索ワードを変えてみることくらいでした。
それに対し、生成AIはわからないことを即座に質問することができます。
また質問に対する回答で理解することができなかった場合、質問の方向性を変えることで容易に別の角度からアプローチすることができるのです。

また、もう一つ有用な点としてインプットとアウトプットを同時に行えるという点が挙げられます。
生成AIに対しては質問をこちらが考えて記載しなくてはなりません。
質問を考えて記載するたびに頭の中で抽象化していた疑問がどんどん具体化していくのです。
これはアウトプットをした時に起こる、有用な効果の一つです。
さらにその具体化した問題に対し、AIが回答をインプットしてくれます。
その回答でまだ理解できないという場合はさらに質問をしていきましょう、こうすることでインプットとアウトプットを高効率でどんどん回すことができ、理解が促進されていきます。

私の学習においてのAI活用法

生成AIを学習においてどのように活用しているのか、私の例を挙げてみたいと思います。

  1. わからないことがあったり理解が不足しているなと感じたりした場合は即座にAIに質問します。
    私も以前はなるべくAIに聞かずにやろうとしていましたが、今はすぐに質問します。
    どうせわからないところを検索して調べるならAIに聞いた方が圧倒的に速いからです。

  2. 質問はなるべくいろいろな角度から行うようにしています。
    問題や疑問はなるべく多方面から見た方が理解がしやすいからです。

  3. AIから教わった方法は取り返しがつかない操作を除いて即座に試します。
    実際にコードの動きを見ることで、理解できることは非常に多いからです。
    そしてこの際に何かよくわからないけどうまく動いたという状況が発生することがあります。
    ここからがAIの本領発揮で、「よくわからない」を「わかった」になるまで質問を繰り返します。
    これはAIが存在する以前は行えなかったアプローチで、理解度をかなり高めることができます。

生成AIを用いた学習の注意点

生成AIは学習において非常に重要ですが、注意点もあります。

  1. 答えを聞いて動いたからいいやと理解を放置しないこと
    生成AIの強みはその場で理解を深めることができることです。
    どうしても理解できず、先に進めない場合を除いてその場でわからないことは潰しておくと良いでしょう。

  2. AIは間違えることもあるということを忘れないこと
    AIの出した答えでどうしても問題が解決しない場合、AIに縋りつきすぎないようにしましょう。
    AIがそもそも間違えて認識している場合、間違った答えしか返って来ません。
    こういう時にこそ公式ドキュメントや検索エンジンの出番です。

私の利用している生成AI

私が使用したことのある生成AIは以下の通りです。

  1. ChatGPT-3.5
  2. ChatGPT-4
  3. Claude-2.1

ChatGPT-3.5は無料かつ、メッセージの送信制限もありませんが、性能は他二つに大きく劣ります。
夜中は接続するのも非常に困難なので、あくまでサブといった立ち位置だと感じます。

ChatGPT-4は有料ですが、ChatGPT-3.5と比べてはるかに性能は上です。
ただ、現在3時間ごとに40メッセージの制限があるため、短時間にたくさん使うことはできません。

この中で一番使い勝手がいいと感じているのがClaude(クロード)です。
ChatGPT-4並の性能に加え、自然な口調で理解しやすく説明してくれると感じます。
私は有料のproを利用していますが、無料版でも性能自体はほぼ同じです。
ただ、proが8時間ごとにやく100メッセージ送れるのに対して、無料版は8時間ごとに20メッセージです。
メインで使うとなると無料版では足りないと思います。
メッセージカウントの更新時刻が日本時間では「午前9時」、「午後5時」、「午前1時」なので、この時刻を跨ぐように使えばproの制限に引っかかることはほとんどないように思います。

私はメインにClaude-2.1proを使い、制限が来たらChatGPT-4に切り替えるつもりでいますが、今の所Claude-2.1proの制限に引っかかったことはありません。

最後に

初学者にとって生成AIは常に先生がそばにいてくれるようなものなので使わないのは非常に勿体無いです。
答えを聞くようなもので使う気がしない気持ちもわかりますが、使ってみればAIの虜になるはずです。
かなり我流の利用法ではありますが、皆さんのAI活用の一助となれれば幸いです。

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