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Redshift Serverless について見かけた課題と対応策

2022/08/12に公開

Redshift Serverless について見かけた課題と対応策(2022年7月19日時点)をまとめました。GitHubリポジトリ「Awesome Redshift JP」にまとめた内容の転記です。

概要

  • プレビュー料金に見える→金額あってそう
  • 名前空間やワークグループの削除エラー→英語表示
  • ProvisionedとAPIが違う→ラッパーを使う
  • 時間課金でストリーミング不向き→二台構成 or マイクロバッチ化

Redshift Serverless の料金表が「プレビュー」のままに見える(2022年7月19日時点)

日本語だと「プレビュー」の記載がありますが、英語だとPreviewの記載は外れています。 料金表の内容も同じなので、日本語の翻訳が間に合っていないようです。

日本語の料金表:

日本語の料金表

英語の料金表:

英語の料金表

Redshift Serverless の名前空間やワークグループの削除ができない(2022年7月19日時点)

日本語表示だとコンソールでエラーになってしまう。

Amazon Redshift Serverlessで名前空間もワークグループもコンソールのエラーで削除できない
https://twitter.com/Korosuke512tr/status/1547783609666265089

https://twitter.com/Korosuke512tr/status/1547783609666265089

解決策1) 管理コンソールを日本語から英語に変える。

管理コンソールの言語を英語に変更して試していただくと、削除できるようになるかもしれません。
https://twitter.com/simosako/status/1547790642926870528

https://twitter.com/simosako/status/1547790642926870528

解決策2) CLI経由で削除する。

CLI で消せた
https://twitter.com/hayaok3/status/154708635348962099

https://twitter.com/hayaok3/status/1547086353489620992

Redshift Serverless の credentials はiamが別

redshift:GetClusterCredentials ではなく redshift-serverless:GetCredentials が対象となる。

一時的な認証情報を使用してサーバーレスワークグループへの認証を行う場合は、ポリシーで redshift-serverless:GetCredentials アクションの使用が許可されていることを確認します。 > https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/redshift/latest/mgmt/data-api.html

非公式ラッパーとして https://github.com/mashiike/redshift-credentials が作られた。

ServerlessなのかProvisionedなのか意識して、更にAPIの投げわけしないといけないの? そう思った人(私)向けにServerlessでもProvisionedでも、どっちのエンドポイントをパラメータに渡してもいい感じに一時認証してDB USERとDB Passwordを返してくれる君を書いてみました。
https://datatech-jp.slack.com/archives/C03MHCZS2GG/p1657977637298559

https://datatech-jp.slack.com/archives/C03MHCZS2GG/p1657977637298559

Redshift Serverless は時間課金なのでバッチ向き

ストリーミング連携など、高頻度にデータ連携するときは以下の構成だとコスト効率が良い。

  • 小さめの常駐インスタンスにデータを流す。
  • Redshift ServerlessからData Sharingで常駐インスタンスを参照する。

https://twitter.com/mashiike/status/1547032218140192768

https://twitter.com/mashiike/status/1547032218140192768

Redshift Serverlessで完結したい場合は、ログをストリーミングでS3に反映しつつ、 Redshiftへのロードは1時間に1回のマイクロバッチで実現するような設計が考えられる。

https://twitter.com/yuzutas0/status/1547011222998220800

https://twitter.com/yuzutas0/status/1547011222998220800

最後に

Awesome Redshift JP」では、Amazon Redshift によるデータ活用を実現するためのノウハウや参考資料をまとめています。主に、Slackコミュニティ「datatech-jp」の「#redshift」チャンネルで会話しています。オススメの記事があればリポジトリに反映したいのでぜひ教えてください。

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