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outputにqiitaかzennか

2021/02/15に公開

前置き

zennを使い始めて早1ヶ月半、qiitaと共に投稿数はそこそこだが、2つのサイトの違いが見えてきたのでそれのメモ。

情報収集として

タイトルにoutputと記述したが、両サイト共他の人の記事を見ることができるので、他人の知識をお借りすることも可能である。そこで、収集のしやすさの観点から見てみる。
なお、情報収集できる内容はzennとqiitaで別(当たり前)なので、この項目でどちらか片方に絞るのはあまり意味がないと思う。

情報量

新しい情報を手に入れる際、トレンド項目に表示される量は両方とも個数が決まっているため、そこまで差はない。
新規の記事の投稿数もどちらもそこそこあるので、あまり差はないのかなと思っている。

収集性

単純な情報量が多くても、興味のないジャンルの情報は有益になることは少ない。
qiitaの場合は、自身の興味のあるジャンルをフォローすることで、新規投稿に限るが、興味のあるジャンルの記事だけを表示することが出来る。
zennの場合は、そういう機能はなく、新規投稿でフィルターをかけるには、各ジャンルのページへアクセスする必要がある。
なお、トレンド面ではどちらもジャンル毎のトレンドか、全体のトレンドしか表示できず、また表示される量はzennの方が多い。 2021/02/18追記:qiitaのベータ版にて、興味のあるジャンルに絞ったトレンド表示が追加された。

保存性

(2021/02/18追記項目)
必要だと思った記事を保存しておきたいとき、zennはいいね一覧しか存在していないが、qiitaはLGTMの他にストック機能が存在し、ストックをタグで分類することが可能。

投稿面で

実際にoutputをする際の記事の書きやすさ。VSCodeなどで書いてからコピペする?それも一つの方法ではあるが、、

ローカルから

qiitaはAPIが存在しているため、上手く使えばローカルで書いてそのまま投稿することが可能。
zennはgithubと連携することで投稿することが可能。(使ったことはない)
これは好みの問題だと思うので、どちらが良いとは言えないかもしれない。

編集画面に行く時

qiitaもzennも右上の投稿ボタンから可能。
ただし、qiitaはhttps://qiita.com/drafts/new をブックマークしておけばいつでも新規投稿ができるが、zennにはない。またzennの場合、"記事を作成"する場合、リストの真ん中のボタンを押す必要があり、少し押し辛い気がしている。

編集画面

これは他エディタで書いてる人にはそこまで影響しない。
どちらもmarkdownを記述することが可能で、qiitaに記述したものはそのままコピペでzennにも投稿できる。zennはオリジナルの記法が存在するため、記述方法によってはそのままqiitaには投稿できない。~~個人的にはdiff php:file.phpと書くことで、diffとphpのカラーリングを両方してくれるzennは優秀だと思う。qiitaにも欲しい。~~qiitaにもdiff_phpなどのタグが存在していた。知らなかっただけっぽい。

他にmarkdownのプレビューとして、qiitaは横に並んでいるが、zennは右上のプレビューか、ctrl+pをして切り替える必要がある。
これに関しては好みの問題だと思う。横に並ぶことでリアルタイムプレビューはしやすくなるが、画面全体に文字列が2倍並ぶことになるので、圧迫感はある。

タイトルの表示位置がqiitaは上部固定だが、zennはスクロールすると消える。これは複数の記事を平行作業している場合や時間経過している場合はzennの方が不便。

タグ・その他

記事に付けれるタグは両方とも5つまで、qiitaの場合はタグをつける際にそのタグがどれだけ使用されているか見れるが、それによって付けたいタグは変わらない気がするのであまり意味はない。(使用するタグを迷っているときは役に立つかもしれない)

zennにはタグ以外にアイコンが設定できるが、絵文字一種類しか選べないので、意味あるのかなと思いながら適当につけてる。

対価面で

情報を発信するエンジニアが対価を得られるようにがzennに掲げられているので、対価面も見てみる。

知識面

これは情報に誤りがあった際や、共感等のコメントや反応によって得られる情報の正当性をどれだけ受け取れるかという点。
現状では圧倒的にqiitaだと思う。理由として、閲覧数がかなり異なる。
qiita、zenn共にgoogle analyticsに登録できるので、両方とも登録しているのだが、平均で4,5倍ほどqiitaの方がアクセス数が多い。またzennの方はしばらく放置すると簡単にアクセス数が0になった。

金銭面

qiitaは仕様上直接稼ぐことはできないので当たり前だが0。zennは本を販売もしくはサポートでの支援だが、サポート支援はプロのプログラマーでもない限りないに等しいと思われる。(個人主観)
本の販売はしたことがない上、本一覧から購入者数を見ることはできないので、不明。もし出版している人がいれば聞いてみると良いかもしれない。
つまり、単純にoutputとして使う場合はどちらに投稿しても0と思っていいと思う。

Like(LGTM)

これは記事の内容によるので一眼にはなんとも言えないが、zennだとzenn開発者の1人の方から(おそらく手動で)Likeを付けられることが多く、0Likeになることは少ないと思う。モチベーションとしてはとてもありがたいですが、自己欲求のための投稿ではないですよね、outputのためですよねと(自分に)念押し。

まとめ

今のところは一長一短かな、という感じです。まだしばらくは両立する予定…
zennのユーザーが増え、SEOも上昇した頃にはzennの方が優秀になるとは思うが、いつになるのかはまだ不明かな、といった感じです。

(あと全然関係ないけどzennの新規投稿順へのページの行きずらさとトレンド項目の複雑さをどうにかしてほしい。少し前の表示の方が見やすかったなあと思っている。)

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