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ChatGPTってどうやって返事してるの?〜感情系と知識系でぜんぜん違う!AIのしくみをラフに解説〜

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ChatGPTってどうやって返事してるの?〜感情系と知識系でぜんぜん違う!AIのしくみをラフに解説〜

「最近、努力してるのに結果出ないんすよね…」
「ChatGPTってどうやって返してんの?」

どっちの問いにも、ぴったり返してくるAI。
でも実は、中でやってる処理がまるで別物だって知ってました?

この記事では、そんな生成AIの裏側を「感情系」と「知識系」に分けて、
先生と生徒のゆる〜い対話形式で解説していきます🧑‍🏫🧑‍🎓


🧑‍🎓 Y:

ねえ先生、AIってさ、落ち込んでる時も、技術の質問しても、ちゃんと返してくるよね?
あれってどういう仕組み?

👨‍🏫 I:

いい質問やね〜。
実は「感情系」と「知識系」で、AIの考え方がガラッと変わるんや。


🛠️ STEP① 入力を受け取る(共通)

まずは、ユーザーの入力を丸ごとキャッチ!
たとえば:

  • 感情系:「最近、努力してるのに結果が出なくて落ち込んでます…」
  • 知識系:「ChatGPTってどうやって返事作ってるの?」

✂️ STEP② トークンに分解(共通)

文章を「トークン(言葉のかたまり)」に細かく分解します。
例:「努力」「落ち込む」「ChatGPT」「返事」など。

📘 補足:「トークン」=言葉のかたまり(単語など)を扱いやすくするための単位


🎯 STEP③ キーワードを見つける(ここで分岐)

💙 感情系:

  • 注目:「努力」「結果が出ない」「落ち込む」
  • → 共感が求められてる、と判断

🧠 知識系(AI系):

  • 注目:「ChatGPT」「返事」「仕組み」
  • → 解説が求められてる、と判断

🎭 STEP④ 文のトーンを読む

感情系:

→ 優しい言葉で返そう。ゆっくり、寄り添うように。

知識系:

→ 正確・簡潔に。専門的なトーンに切り替える。


🔁 STEP⑤ 会話の流れを確認(共通)

過去の会話履歴を見て「今が返す番だな」と判断。

会話のリズムもちゃんと読んでるんです。


🧩 STEP⑥ 1語ずつ予測して返事を作る(少し違う)

感情系:

→「つらい」→「わかるよ」「きっと報われるよ」など、
やさしさを込めて1語ずつつなげていく。

知識系(AI系):

→「ChatGPTは…」→ 技術解説っぽい語彙を選んで、情報として成立させていく。


📤 STEP⑦ 返答を出力!

感情系の返事例:

「それはつらいですね。でも、あなたの努力はきっと報われます。」

知識系(AI関連)の返事例:

「ChatGPTは、入力をトークンに分解し、次に来る単語を予測しながら文章を生成しています。」


📝 おわりに

Y:
AIってただのロボットかと思ってたけど…結構気を使ってんのね(笑)

I:
そう、**“感情か、知識か”**によって、思考ルートがまるで違うんや。

伝えたいこと:質問のしかた次第で、AIの返し方はぜんぜん変わる!


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