【Admob】GitHub Pagesを使用して無料でapp-ads.txtを設定する方法
前置き
初めまして!「ゆう」と言います。
前々から自分で作ったアプリをApp Storeにあげたいなーと思っており、
この度、デビュー作となるアプリのリリースができました🎉🎉🎉
(と、言ってもめちゃ簡易的なアプリなんですが↓)
ここでは、アプリ制作時に何じゃこれってなったことや、
自分の備忘録として残す記事などを発信していきたいと思います。
少しでも同じ悩みを持っている方の助けになれれば幸いです。
はじめに
早速ですが、今回アプリを作成するにあたり、Admobを導入してみました。
その際にAdMobの設定で「app-ads.txt」ファイルを設置する必要がありました。
このファイルを設置するには、通常、自分のドメインとサーバーを用意する必要があります。しかし、ドメイン代やレンタルサーバー代がかかるのが少し嫌だな…と思ったのが正直なところです。
結果的に、GitHub Pages を活用することで、無料で「app-ads.txt」を適用する方法を見つけました。この記事では、その具体的な手順を共有します。
app-ads.txtとは?
app-ads.txt は、広告配信の透明性を高めるために使用されるファイルです。このファイルを配置することで、あなたのアプリが許可した広告ネットワークのみが広告を配信できるようになります。
公式ドキュメント: Authorized Sellers for Apps (app-ads.txt)
問題: ドメインやサーバー費用がかかる
通常、app-ads.txtは自分の所有するドメインのルートディレクトリに配置します。しかし、このためには以下のコストがかかります。
- ドメインの取得費用
- レンタルサーバーの維持費
個人開発者にとって、これらのコストは負担が大きいと感じることも少なくありません。
解決策: GitHub Pagesを活用する
そこで活用したのが GitHub Pages です。GitHub Pagesは、無料で静的なウェブサイトを公開できるサービスです。これを使えば、app-ads.txtを無料でホストすることができます。
手順
-
GitHubリポジトリ(username.github.io)の作成
- GitHubで新しいリポジトリを作成します。
- リポジトリ名はusername.github.ioになるようにします。→大事!!
(例: username="hoge"の場合)
-
app-ads.txtファイルの作成
- リポジトリに
app-ads.txt
という名前のファイルを作成し、以下の内容を記述します。google.com, pub-xxxxxxxxxxxxxxxx, DIRECT, f08c47fec0942fa0
-
pub-xxxxxxxxxxxxxxxx
はあなたのAdMobのパブリッシャーIDに置き換えてください。
-
- リポジトリに
-
GitHub Pagesを有効化
- リポジトリの設定(Settings)から「GitHub Pages」を探します。
- ソースを「mainブランチ」に設定し、保存します。
-
GitHub PagesのURLを確認
- 例:
https://<your-github-username>.github.io/app-ads/app-ads.txt
- 例:
-
AdMobでapp-ads.txtを設定
- AdMobのコンソールで先ほどのURLを登録します。
おわりに
この方法を使うことで、ドメインやサーバーの費用をかけずに app-ads.txt を適用することができました。
もし同じような問題に直面している方がいれば、ぜひ試してみてください!
参考リンク
ご意見やフィードバックがあれば、ぜひコメントで教えてください!
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