AWS SAP-C02合格記
背景
今年の2024年2月13日に805点でAWS Solutions Architect Professional試験に合格したので、記事を書いてみます。
似たような境遇からスタートする方など、参考になれば幸いです。
取得前の自分のステータス
- AWS実務経験1年程度（インフラ専門ではないですが）
- SAA,DVA,SoAを取得済
- 勉強期間は2ヶ月弱。業務外で。
- 会社でUdemy Buisinessを契約してたので、一部Udemyがフリーで使える
勉強方法と感じた学習効果
1.(優秀)Udemyなどでの演習
大体の方がこの結論に帰着していると思いますが、何が一番役に立ったかというと、演習でした。
これだけやっても合格できると思います。解ける演習問題がある限りはそれをやるのが良いと思います。
自分は400問程度を解きました。
良いと感じたのは以下4つです。
直接的ではないのですが、地味に1が大きかったです。
- 参考書を読む勉強と違って、やることがはっきりしているので、やる気が出る。
- 頑張って頭を使って考えるので、記憶に定着しやすい。
- 正解パターンだけでなく、不正解パターンとなぜそれがダメかを学べる（2倍速で学んでいる感触）
- 問題パターンや正解選択肢の傾向を覚えてくるので、問題を解くスピードが上がる。
演習はUdemy Buisinessが使えたので、以下とAWS skill builderの公式問題集をやりました。
1週間無料トライアルができたので、その期間中にSAP問題のみ解きました。
英語は全然できませんが、chromeで自動翻訳すれば全然違和感なく問題に取り組めます。
（Edgeだと結構自動翻訳読みにくかったです。EC2とS3が同時に入っているとなぜかEC3とS2になったり、、、）
Udemy Buisinessが使えない場合は上記は高額なので、以下なども選択肢に入ると思います。
個人的には、演習なしに勉強だけで受かるのは資格勉強時間のみでなんとかしたいと思う人には、結構しんどいと思いました。（仕事で勉強も実務もガンガンやっている方なら別かもしれません。）
2.(1とセットで効果あり)Udemy講座
Udemy Businessが使えたので、以下講座を演習の答えを確認するためなどに使っていました。
最初はこちらから取り組もうとしていて、聞いている間は妙に腹落ちする感覚があるのですが、結局問題になるとダイレクトに勉強した知識が生きることは少なかったです。
途中からは演習で得た知識を納得させるために確認するやり方になり、自分にはこちらが合っていました。
ただ、後述する教材でも試験範囲は十分だったかもしれないと思いました。
3.(自分は活用少なかったが、2より優秀かも）教材
演習問題を稼ぎたかったので、以下教材を購入しました。
ほぼ最終確認で受験する1週間前くらいに購入したため、演習以外は流し読みしかしていませんが、すごく体系的にまとまったいい教科書だと思いました。
2は高額なので、Udemy Businessを使えなければこちらを利用していたと思います。
4.(あまり効果なし)notionにサービス毎の特徴をまとめる
notionにサービス毎のページを作って、演習で勉強したことを書き込んでいきました。
概要、機能、運用、その他の主に4項目にまとめて記事を作成していました。
ただ、まとめても売り物の教科書のクオリティには結局勝てないです。
最初は自分なりに理解してまとめることに価値があると思っていたのですが、演習で得る知識はアーキテクチャや問題点についての切り口が多いので、サービスのページにまとめるのが無理がありました。
結局サイズをまとめるために要所だけ書き写している感じになって、ただの作業になっていました。
復習に活用できるかとも思ったのですが、ただ答えを読んでも問題とつながらないので、あまり役に立たなかったです。
Tips
skill builderの公式問題集はやっておくべき。スケールスコアの感覚がわかる。
Udemyの演習だと正解率が出てくるので、自分は当初合格点の750を取るには、75%以上を安定して出す必要があると思っていました。
が、最後まで初見の演習では70%を超えなかったので、めちゃくちゃ厳しいと絶望してました。
しかし、skill builderの公式問題集をやると正解率はそんなにいっていないのに、770点の判定が出ました。（試験3日前に現在地確認のために受けたのですが、本当にホッとした。。。）
スケールスコアであることは公式にも書いてありますが、自分が途中まで思っていたよりもハードルが低いことを直前で気づいたので、もう少し効率よく勉強できたかもしれません。
試験ではホワイトペーパーは交換可能。
SAPは問題文も正解文も長いので、メモをとりながらやっていたのですが、本番でホワイトペーパーの文字を消せないことに愕然としました。頑張って最小限のスペースで完結するよう、めちゃくちゃ小さくかつ要所だけメモを取って進めて試験をやりました。
ただ、試験終わりにびっしりになったホワイトペーパーを見て、「これ交換できるんですよ。次回からお声掛けください。」と言われ、最初に確認すればよかったと後悔しました。。。（教えてくれた試験官の方に感謝）
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