【合格体験記】応用情報技術者試験(令和4年度春期)
応用情報技術者試験に合格したので、どんな対策をしたかを記します。
これから受験する方は、心の安寧のためにも私が行った対策よりも対策することをオススメします。
とりあえず私は対策不足もあり、試験を受けてから合格発表があるまで、体感で午後が6割とれていなそうだったのでとてもドキドキしていました。
下が応用情報技術者試験の結果です。
よく覚えていませんが、勉強時間は合計で50時間くらいかなと思います。
おおよその目安:
- 対策本: 30時間超
- 午前対策: 6時間
- 午後対策: 8時間
私のプロフィール
とりあえず、私は以下のスペックです。
- 高専卒(情報工学科)
- 社会人2年目(ソフトウェア開発)
- 基本情報技術者試験 平成31年度春期 合格
- 情報セキュリティマネジメント試験 令和3年度上期 合格
学生時代に既に基本情報技術者試験は合格していました。基本情報技術者試験を既に合格済みなのもあって、比較的スムーズに勉強ができたかなと思います。
実際、今回行った勉強法は基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメントで私が実践したものとほぼ同じです。
受験の理由
受験の理由は以下の2つです。
- 会社から奨励金が出るため
- 今後、情報処理技術者試験の高度試験を受けたいから
会社から奨励金が出るため
応用情報技術者試験に関しては、学生時代に企業から奨励金が出ることが多いという話を聞いて、社会人になってから応用情報技術者試験を受験しようと思っていました。
ただ、社会人になってからでは時間の確保が難しくなったり、そのほかにも学びたいこと、やりたいことができると思うので、学生のうちにとっておいてもいいと思います。
実際、応用情報を高専在学中に取っているクラスメイトが数名いました。
とはいえ報奨金は大した額ではなくても、勉強しようというモチベーションが生まれるので報奨金制度は素晴らしい制度だなと思います。なんだかんだお金はもらえたら嬉しい。
今後、情報処理技術者試験の高度試験を受けたいから
「〇〇スペシャリスト」って名前だけでも格好いいと思いませんか。
そんな馬鹿なモチベーションから、高度試験を受けたいと思っています。
ただ今の自分の実力を把握しておくために、高度試験を受ける前にまずは応用情報技術者試験を受験・合格しておきたいと思いました。
勉強内容
1. 本を読む
まず下の本を一通り読みました。これは年度ごとに新しい書籍が出ているようなので、最も新しいものを買うのが良いと思います。
演習アプリ付きとのことですが、利用しないままでした。もしかしたら午前/午後の対策で利用した過去問道場よりも便利なものかもしれません。
基本情報技術者試験もそうだと思いますが、おそらく合格するだけであれば対策本を読む必要はないと思います。"過去問を解いて、わからないとこを調べる"を繰り返すだけで十分でしょう。
ただ、私としては資格勉強を通して体系的にその分野について学ぶことはかなり重要なことだと思います。
そのため対策本を一通り読むことをオススメします。
対策本を読むことに一番時間がかかって、少なくとも30時間はかかっていると思います。
2. 午前の対策
対策本を一通り読んだ後は、午前の対策として応用情報技術者過去問道場を利用しました。
数十問といても正答率がおおよそ75%を超えるまでを目標にしていました。
履歴を確認すると全期間で332問解いています(少ない自覚はあります)。
午前の問題は4択で1問あたりの時間が少ないので、ちょっとした隙間時間に対策ができるのがいいですね。
332問解いたということで、間違った場合に調べたり解説をみたりする時間を考えて1問あたり1分強だとすると大体6時間くらいかけたのかなと思います。
3. 午後の対策
最後に午後の対策として、現在テスト運用中応用情報技術者過去問道場(午後)を利用しました。
手順としては、まず選択する分野を決定してから、その分野の過去問を解きました。
選択する分野の決定
午後の対策をする時間をあまりとれなかったので、過去問を軽く目を通し、選択する問題、選択しない問題を決めました。
結果、私の場合、テクノロジ系が得意なのでそちらを主に選択することにしました。
実際、受験時は(一番初めの画像にもありますが)以下の分野の問題を解いています。
- 情報セキュリティ
- プログラミング
- ネットワーク
- 組み込みシステム開発
- 情報システム開発
過去問を解く
上で決定した分野の問題をそれぞれ2~3回解きました。試験まであまり時間がなく、解いた問題はかなり少ないと思います。
解いた結果、私の場合はじっくり問題を読み解けば解ける問題や、間違えなかった問題が多い印象でした。なのでじっくり問題文と設問を読むことを意識して問題を解いていました。
それでも、解いている途中は何が何だかわからないことも多く、午後の問題は記述式なことも相まって久しぶりに国語のテストを受けている気持ちに…。
配点が不明なのでどのくらい点を取ったのかわかりませんが、答え合わせをするとギリギリ6割はとれていそうな感じだったと思います。
5分野を平均2.5問解いて、解説を見たりして一問あたり40分かけたとすると大体8時間かけた感じでしょうか。
最後に
会社から報奨金をもらうために申請を行った関係で、合格を知った何名かの上司に褒められたのが一番うれしかったです。私ってちょろいですね。
応用情報技術者試験に合格したことで、2年間は高度情報処理技術者試験の午後Iが免除されます。個人的な話ですが、せっかく免除されるのだからと、今年の10月に行われる秋期に情報処理安全確保支援士試験を受けます。
今回の私の体験記が、何かの参考になれば幸いです。
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