半年で1万DL★4.5のiOSアプリを作った僕が考える「ニーズの見つけ方」

3 min読了の目安(約2700字IDEAアイデア記事

2020年5月にリリースしたスマホアプリが、半年で1万DL(★4.5評価数350オーバー)を達成しました!

この半年間アプリを育ててきて、色々とノウハウが溜まってきたので、少しでもみなさんのお役に立てればと思い、書き溜めて行こうと思います。

文章力には自信がないので読みにくいかも知れませんがご了承ください🙇‍♂️

今回は、「アプリを作ってみたいけど、どんなアプリを作ってみれば良いのかわからない」という方むけに、僕がこの半年でどのように考えて行動してニーズを見つけ、それを形にしたかをまとめてみました。

是非ご覧ください!

突然の愛用サービスの停止

株式投資が趣味の僕は、ある某アプリを利用して、毎日トレード結果のツイートをして楽しんでいました。

そのアプリのできることは、主に以下3つです。
①自動で証券会社の口座情報を取得し、チャートで見える化する
②各取引の「買いポイント」「売りポイント」をチャートで見える化する
③各取引の損益結果を表示

特に①は「Twitterでのシェア機能」があって、これで株アカウントのみなさたちと毎日の収支報告を楽しんでいました。

しかしながらある日、このサービスが突然サービス提供を終了することを発表し、なんとそれから数ヶ月後には、このサービスが使えなくなってしまいました😱

自作エクセルでの収支結果報告

僕は、この毎日の振り返りのおかげで、トレードをより楽しめていたので、なんとかこの習慣を続けたい!という思いから、自作エクセルを作って、手打ちで資産額を入力してTwitter投稿をはじめました。

しかし、エクセル投稿してたのは僕だけじゃなかったのです!他にも多くの人が各自が作ったエクセルで、資産報告をしはじめました。

収支報告が習慣化してしまったユーザーにとっては、「PCのエクセルをスクショで報告」という果てしなくめんどくさい手段でも実施するくらいそこには明確な「ニーズ」があったのです。

この状況をみて、色々な方の収支報告ツイートを観察していくうちに、ユーザーの求めることは、「資産管理の自動化」というより、実は「毎日のトレードの振り返り」と「Twitterでのトレード結果報告」であることに気付きました。
(厳密には資産管理の自動化の方を優先しているユーザーもいますが、少なくとも多くの人にこういった傾向がみられると個人的には思いました。)

ここが最大の「気付き」でした。

さらに続けていくと、僕がTwitterに投稿していたスクショツイートに対して「どんなアプリを利用されているんですか?」という問い合わせが何件も来るようになりました。

「自作エクセルなんです。ごめんなさい。」と回答すると、「エクセルなんですね、、、PC使ってないのでできないんです。ありがとうございます。」との返事が。

つまりそこには、「PCでの収支管理ができない人のニーズ」もまたありました。

「手打ち」のトレード収支報告アプリを作ることを決意

こんな流れから、
・毎日のトレードの振り返りをしたいニーズ
・Twitterでトレード結果を報告したいニーズ
・スマホで簡単に収支報告をしたいニーズ
があることが確実にわかりました。

もちろん、自動で証券口座から株価を取得できる方がいいに決まっています。

しかし、僕は「使いやすさ」さえあれば、「手打ち」であっても毎日使ってくれるユーザーはいると確信しました。

コンセプトを考える

上記のニーズを満たすために、確実に一つだけやらないことを決めました。

それは、「口座情報の自動取得」です。

もちろんできた方が便利なことはわかっています。
でも、サーバーの運用費、たくさんの口座との連携、セキュリティの問題などなど、様々なリスクがあり、また一人でやるには工数がかかりすぎることから、まずここを決めました。

次に僕はこのアプリに対して、「毎日入力したくなるアプリ」というコンセプトを決めました。
なぜなら、毎日入力して、自分のトレードを振り返ることを継続できたら、ユーザの真のニーズである「トレードスキルの向上」が可能であると考えたからです。

次に、そのコンセプトを達成するため、

・簡単に入力できること
・洗練されたデザインであること
・Twitterで簡単に資産状況を共有できること

が欠かせない要素だと考え、ここを徹底的に(本当に妥協を許さないくらい)磨き上げました。

リリース後は順調にDL数が増加

こうした流れで開発したTradeNoteは、半年以上経過した現在でも順調にダウンロード数を伸ばしながらユーザーを増やしています。

ここからも、僕が考えた、「手動であっても簡単で便利であれば使ってくれるユーザーはいる」という仮説がある程度は証明されたのではないかなと思います。

ニーズを見つけるための心構え

本当はもっといっぱい書きたいことがあったのですが、とりあえず今回は、僕がどんな考えを持って、どう行動してきたか、を「ニーズの見つけ方」という視点で書かせていただきました。

「アプリは作りたいけど、どんなアプリを作ったらいいのかわからない」
という方達を想像しながら、僕の頭の思考回路をほどきながら書いてみたつもりです。

僕の場合は、「普段使っていたサービスが突然終了してしまった」というところに明確なニーズを見つけましたが、それ以外でも毎日の生活のふとしたところに「ニーズ」はたくさん転がっています。

例えば、趣味、習慣、仕事などをしているときに、「こうできたらいいのに」と思うことは意外とたくさんあると思います。

そこで、無意識にスルーしてしまうのか、立ち止まってなんとか解決できないかと考えるかで、大きく行動が変わってきます。

そんなニーズを深堀してみたりすると、意外と多くの人たちが共通して欲しいサービスになるかも知れません。

良いサービスは多機能で高機能なサービスだけではありません。

頭を柔らかくして、結果は考えず、まずは「自分が欲しい物」を作ってみることが大事だと思います。

僕はもちろん、今でもずっとこのアプリを愛用し続けています!