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半年で1万DL★4.5のiOSアプリを作った僕が考える「広告費を使わずにユーザーを増やす方法」

2020/11/05に公開2

アプリ開発をしていて一番悔しいことが、「頑張って作ったアプリを誰にも使ってもらえないこと」だと思います。

この世の中、使ってもらってなんぼです。

使ってもらえなければ、広告や課金コンテンツで稼ぐこともできず、開発費だけがかかっていきます。

そしてユーザーが喜ぶ姿を想像してモチベーションを上げて開発してきた当時のモチベーションはどんどん低下し、サーバーやツールなどの運用費は発生し、「なんのためにここまで頑張ってきたんだろう」とやめてしまう。

つらすぎます!!!😭

そんな個人開発の負のループに陥らないように、僕がユーザーを増やすために意識してやってきたノウハウを少しでもみなさんに提供できたらと思います。

是非ご覧ください!

ユーザーを増やすために一番大切なこと

ユーザーを増やすために一番大切なことはなんだと思いますか?

・高機能にする
・他のアプリとの差別化をする
・かっこいいデザインにする

違います!

答えは「見つけてもらうこと」です。

見つけてもらえなければ、どんなに良いアプリであってもユーザーに使ってはもらえません。

逆に言えば、イマイチなアプリであっても「見つけてもらうこと」ができれば、一定数のユーザーには継続して使ってもらうことができます。

この記事をご覧になった方は少なくともここだけは覚えておいてください!

ユーザーがアプリを見つける手段

でははじめに、ユーザーがアプリを見つける手段について説明します。

①AppStoreやGooglePlayで探す

みなさんが最初に思い浮かべるのがここだと思います。
「不便だなあ」「こういう課題を解決してくれるアプリないかなあ」と思った時に、そのアプリに関連するワードで検索します。

②友達や知り合いから知る

仲の良い友達にアプリを紹介されてダウンロードしたことはないでしょうか?
友達に紹介されたら、「とりあえずダウンロードはタダだし、使ってみようかな」という気になりますよね!

③SNSで知る

Twitterやインスタグラムなどでフォローしている人の投稿によって、アプリの存在を知ることがあります。
投稿を見て、「なんだか良さそうだから自分もダウンロードしてみよう!」という流れでダウンロードするユーザーも多いと思います。

④スマホ用広告で知る

スマホでネットサーフィンなどをしているとたまにスマホアプリの広告が表示されますよね。
面白そうなゲームだったりするとついそこからダウンロードしてしまったことがあるかもしれません。

コストを使わずアイデアで戦う

この中で唯一④は「広告費」が必要になります。
お金があればこの手段を用いて知ってもらうことは可能ですが、個人だとなかなかここにお金をかけることは難しいと思います。
また実際に大きな効果をあげようとすればするほど、高額な資金が必要になることも念頭に入れなければいけません。

そこで①②③です。
ここに関してはアイデア次第で個人でも十分対策可能です。

この記事で①から③までの手段に対して効果的な戦略を記載しようと思いましたが、一つの記事だけでは絶対に収まらないため、今後記事を分けてそれぞれ解説しようと思います。

しかしながらまずは、この①から③の「入り口」を意識してアプリを作るだけでも全然効果は変わってきます。

例えば、①の「ストアで検索するユーザーに見つけてもらう」ようにするためには、「想定キーワードで確実にヒットする方法」や「見つけてもらった上でダウンロードしてもらう方法」などを考えたり、

また、②の「友達や知り合いからの口コミで知ってもらう」ためには、「人に紹介したくなるような機能」を考えるといった、それぞれすぐに思いつきそうな対策はきっとできるはずです。

アプリ公開時にこの全てを満たす必要はないと思うので、少し落ち着いた段階で、この①から③を意識して見直してみてください。

アイデアが思いつかない場合は・・・

①から③について対策しようと思うけど、どう対策したら良いのかわからない!という方も多いと思います。

安心してください!世の中にはたくさん「見本」があります。

AppStoreで自分の作りたいアプリに近く、多くのユーザーに支持されているアプリをダウンロードして、①、②、③の視点を持ちながら触ってみてください。
おそらく真似できる部分がたくさんあると思います。

そしてコストをかけずに手っ取り早くできる対策はすぐにパクりましょう!
「パクるのはちょっと・・・」とお思いのみなさん。大丈夫です。
あなたのアプリ自体にオリジナリティがあれば、それは紛れもないオリジナルアプリです。

テクニックやアイデアは盗んで、そこにオリジナリティを付け足すことによって、より「洗練された価値」を提供できると僕は思っています。

最後に

何事も「努力は必ず報われる」と思いたいところですが、人生そんなに甘くはありません。

アプリだって「みんなの事を考えて作ったんだから絶対多くの人に使ってもらえるだろう」と思って頑張って作ってリリースしても、すぐに多くの人に使ってもらう事はなかなか難しいと思います。

しかしながら、ルールを理解し、一つずつ的確に対策していく事によって、少しずつ改善していく事は可能だと思います。

みなさんの努力が、一人でも多くの人に価値を提供できることを祈っています!

Discussion

カットボスカットボス

仰る通りだと思います!アプリの品質よりも、まずは人の目により多く入ったものが、一気にトレンドに登場することが殆どだと実感します。