【AWS認定】ソリューションアーキテクト - アソシエイト 英語受験のすゝめ(SAA-C02)
この記事はGAOGAO Advent Calendar 2021 ことしもGAOGAOまつりです の5日目の記事です。
昨日の記事はおぬきちさんのLaravelでAlgoliaの検索機能を使ってみたでした。
はじめに
こんにちは。今月から神戸に移住したしまむらです。
世界中でモノつくりの連鎖を起こすスタートアップスタジオGAOGAOでソフトウェアエンジニアをしています。
先日AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C02)を受験してきました。
日本語で対策を重ねた上で、ぶっつけ本番で英語版を受験しても合格することができたので、
- 英語の勉強
- 資格取得
を一石二鳥で成し遂げたいエンジニアの方に向けて、経験談をお話できればと思います。
※受験直後に英語で書いた記事はこちら
合格するコツ
以下、私の思う合格に必要な要素をまとめました。
(個人的な感想です。あくまでも参考程度にご覧ください。)
- 受験仲間
- 一人だと妥協に繋がりやすい
- 社内のメンバー、友人を募って受験時期を揃えると良いでしょう
- 短期決戦
- 1-2ヶ月後くらいに受験日を設定する
- 間延び防止
- 申し込みドリブン
- 予め逃げ道を無くしましょう
- 絶対に日程を変えてはだめです
- 直前の追い込みが一番伸びます(受験でよく聞くフレーズ...)
- (英語受験の場合)事前に知っておきたかったこと
- 英文の分量感
- 「英語版」の場合、途中で言語は一切切り替え不能
- 頻出単語の英単語
- S3であればdurability(耐久性)など
- 知らずとも文章から逆算も出来ますが、解答速度は下がりました
- 試験当日、直前のカフェイン摂取
- メリット
- 直前にカフェラテを飲んで合格した人間が弊社に2名います
- なので少し縁起がよい
- デメリット
- 常に「トイレに行くか、不合格になるか」の戦いを強いられます
- メリット
受験前のステータス
- 新卒3年目(エンジニア歴4年(途中ブランクあるので実質3年程度))
- EC2, ELB, S3, CloudFront, Elastic Beanstalk, ECS, VPC, WAF, Route53, Lambda あたりは触ったことがあり、雰囲気で理解していた程度
- といいつつ勉強していくなかで初めて知ったことも多々
- TOEIC900+
- 日本語版の対策をしていた
やったこと
自分は以下の2つ、特にUdemyの模擬試験を徹底的に解きました。
-
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
- 超有名なUdemy講座。本当にこの内容を極められるのであれば、確かに合格点に達するのも不可能ではないかなという肌感。
- ますみん氏主催の社内勉強会+各自で逐次動画を視聴
- 最後の3つの試験問題を、安定して90%以上正答できるまで繰り返し取り組む
- それでも毎回何個か間違えるので、それらを徹底的に復習する
-
AWS Cloud Tech
- 模擬問題が200問無料
- 合格することだけを考えて丸暗記ならこれを繰り返すのもいいと思いました。
- ただ、なぜそのサービスを使用するべきなのかなどを深く理解するには、不正解だった問題のサービスをググったり実例をみて理解を深めるとさらに良いと思いました。
結果
- 合格
- 点数は720点よりは上回りました。
まとめ
日本語での理解が深まっていれば、英語版での受験でも全く問題がないと思います。。
英語の長文でくじけそうになっても、根本的に問われていることは英語でも日本語でも同じだと感じました。
また、英語版で合格することで、海外の方と話す場合に(もしかしたら)好意的に受け止めてもらえるかもしれません。
実際にネットには、英語版で合格し、さらにはプロフェッショナル試験も英語で合格した方なども見受けられるので、あえてハードルを上げて挑戦してみるのは面白い取り組みであるのではと思います。
もしも少しでも、英語版で受けようか迷っている方への励まし、後押しになれば幸いです。
明日はOOXMLに関しての、技術記事を公開予定です。
Twitterでは英語イベントや、開発とデザインに関する発信をしていますので、よければフォローもお願いいたします!
裏話(尿意との戦い)
以下は、ただのポエムです。
結論、「英語版だったことに当日気づく」+「トイレをひたすら我慢する」の戦いを2本制したというお話です。興味のある方のみ。
実は本当は、日本語版を受験する予定でした。
申し込みを時にノリで「英語版」を選択していたことをすっかり忘れていました。
受験当日、メールで受験会場の場所を確認していると、「English(ENU)」という不穏な文字列を見かけたのが終わりの始まりでした。
案内メール
到着〜受験開始
もしやという嫌な予感を抱えつつも、受験会場に到着。
PCに案内され、受験を開始してすぐに異変に気が付きました。
噂で聞いていたはずの、言語を切り替えるボタン「日本語」⇔「English」みたいなボタンが...全く無い...どこにもない...
なんか長い質問が英語で書いてある....
実際の英文の問題を見たことが無かったので、しばらくして文字通り、「変な汗」が出てきました。
少し深呼吸して、すべてをありのまま受け入れて、全身全霊で英文の読解に集中することにしました。
受験中
実際の所、動揺が全く収まらず、最初の10問くらいはまったく自信がもてませんでした。
それらすべてに対して「あとで見直す」的なボタンを押して飛ばしました(笑)
しばらくしてから、落ち着きを取り戻してきたので、順に冷静に回答していました。
長く見える英文も、よく見たら今まで日本語の模擬問題で出てきたような、ooがxxをするのに適切なものはどれか?みたいなものと同じに思えてきます。
しかし、30分ほど経過してから、今までの人生で経験した中でもトップクラスの尿意に襲われます。
こうなると、問題に全然集中できません。が、頑張って集中します。
ちなみにSAAの場合は、トイレに駆け込んだ瞬間、試合終了です。(途中退出不可のため)
終了と限界
最終的に全問終了できたのは、終了約10分前でした。念の為残りの問題を見直し、提出しました。
英語版の対策は本当に全く何もしていなかったので、落ちたらまぁしょうがないかとあきらめムードで、最後に表示されるアンケートの回答を進めました。
この間、ずっとドキドキが止まりませんでした。
すると、あるページに急に「PASS」という文字が画面の中に現れて、そこでようやく合格を実感しました。肩の力がすっと抜け落ちたのを覚えています。
同時に、トイレに駆け込んだことも覚えています。
試験直前(30分前)にカフェで時間を潰そうと思われている方がいらっしゃれば、ぜひ飲み物は控えておくことをおすすめします。
以上、無事に、英語版の試験に合格した舞台裏のリアルなお話でした。
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