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Positron に Remote SSH が実装されたので試してみる

2024/08/29に公開

これまでのあらすじ

https://zenn.dev/yutannihilation/articles/39c881445ca1b7

現状

2024年8月10日にリリースされたバージョンからRemote SSHが使えるようになっています。

https://github.com/posit-dev/positron/releases/tag/2024.08.0-24

といっても完全にサポートされているわけではなくて、こういう状態みたいです。

  • リモート側は Intel CPU の Linux のみ
  • WSL はまだ使えない
  • dev container ももちろんまだ使えない

https://github.com/posit-dev/positron/pull/4251

試してみる

事前準備

SSH でログインできる Linux サーバーを用意しておくだけです。今回は、手元にあった Manjaro Linux のノートパソコンでやってみています。

え、Remote SSH 拡張をインストールしなくていいの?、と思ったかもしれませんが、Positron にはすでに組み込まれています(なぜかというと、OpenVSX で配布されているものではなくて独自に改造したもののため)

接続手順

「Remote-SSH: Connect to Host...」という項目を選びます。

接続するホストを指定します。ここでは、~/.ssh/configlocal_archという名前で保存している接続先があるので、それを指定しています。

すると、新しいウィンドウが出て、少し待つと Positron が立ち上がります。左下に「SSH: local_arch」という表示があるのが分かると思います。

ということで、もっと書くことをあるのかと思いきや、これだけで終了です。簡単...

ちなみに、どういう仕組みかというと、GitHub Releases にリモートホスト用のアーカイブがあるのでそれをその場でダウンロードして動かしているみたいです。

https://github.com/posit-dev/positron/blob/f2238e0cf5fcc2a89b466d430775e135e9345852/extensions/open-remote-ssh/src/serverSetup.ts#L38

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