AWSを使いたいがまだお金を払う余裕はない...AWS無料アカウントを作成しよう!
こんにちは!AWSエンジニアのゆたかです!
今回はAWS無料アカウントの作成について実践し、登録方法をまとめました!
AWS無料アカウントとは
2025年7月16日にAWSの無料利用枠の抜本的改革が起こりました。
これまで無料利用枠を使用する際、誤って無料利用枠外のサービスを使用してしまい高額請求されるといったリスクがありましたが、
今回リリースされた無料アカウントでは想定外の請求リスクを排除しています。
具体的には最大 200 USD 相当の AWS クレジットを無料で提供し、
AWS クレジットからサービス利用に発生した費用を支払う仕組みです。
クレジットを使い切ってしまってもユーザーに請求されることはなくアカウントが閉鎖されます。
クレジットが残っていても登録から6ヵ月が経過するとアカウントが閉鎖されます。
AWS無料アカウントの作成方法
AWS 無料利用枠にアクセスし、「無料アカウントを作成する」を押下
ルートユーザの設定
ルートユーザ用のEメールアドレスとアカウント名を登録する
→AWSからメールが届くのでそのメールを基にメールアドレスを検証します
ルートユーザのパスワードを設定する
プラン選択
アカウントの種類を選択(今回は無料を選択)
連絡先情報入力
住所を入力
請求情報入力
カード情報を入力
↓再登録用のメール
検証ダイアログ
本人確認
本人確認(SMS or 音声通話)
安全性確認の実施
本人登録ができれば作成完了です!
しばらくするとメールが届きます。
おまけ
無料アカウントとはいえ請求されたら怖いので、
念のため「Billing and Cost Management」を確認したところ、
やはり無料プランでは請求されないとのことでした。
無料プランのアカウントには請求されません
クレジットは無料プランのコストをカバーします。AWS サービスへの無料アクセスは、無料プランの期間が終了するか、またはすべてのクレジットを使い切った時点で終了します。
アカウント作成後に実施すべきこと
AWSアカウントセットアップガイド 〜アカウント作成から最低限やるべき設定までやってみた〜を参考に以下設定をしました。
- 即時で対策すべき設定
- ルートユーザーのMFA 認証設定
- IAM パスワードポリシーの設定
- IAMユーザーによる請求情報へのアクセス有効化
- 管理者用IAM ユーザーの作成
- 管理者用IAMユーザーのMFA 認証設定
- なるべく早く対策すべき設定
- Budgetの設定
参考サイト様
・AWS 無料利用枠に関する最新情報: 新規のお客様は、最大 200 USD 相当のクレジットを使用して AWS の利用を開始し、詳しく知ることができます | Amazon Web Services ブログ
・AWS 無料利用枠の概念が大きく変わりました | サーバーワークスエンジニアブログ
・AWSアカウントセットアップガイド 〜アカウント作成から最低限やるべき設定までやってみた〜 | DevelopersIO
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