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engineedのAWS Well-Architected ディスカッションに参加した感想記

2021/06/22に公開

概要

先日、engineedというAWS資格保持者限定の求人サービスに登録しました。

その後他の登録者と一緒に、Well-Architectedに沿ったインフラ構築に関するディスカッションイベントに参加しましたのでその感想を記していきます。

engineedとは

https://info.engineed.io/engineer/
株式会社アンチパターンさんが運営されているAWS有資格者のみが登録できる求人サービスです。
まだ新しいサービスで2021/6/22現在パブリックベータ版がリリースされている段階です。

もともとアンチパターンさんが別で展開しているHarborSというコワーキングスペースで開催されているもくもく会によく参加していて、スポンサーLTという形でこのサービスを宣伝していたことがengineedを知るきっかけになりました。
https://harbors.anti-pattern.co.jp/

engineedはAWSの認定資格保持者のみが登録でき、自身の経歴を記載できるほかGitHubやZennなど外部サービスも連携でき、企業にアウトプットを見せることもできます。
ここまでは他のサービスにもありますが、engineedの大きな特徴は運営が独自に作成したAWSの実技試験を受験できる点です。
AWSのスキルはコーディングスキルのように中々可視化できるものが少なく、業務での実務経歴か認定資格の保持くらいしかチェックできるものがありません。

engineedは独自に作成した実技試験を登録者に課すことで、より実践的なスキルを可視化できます。

試験受験

3月に転職したばかりでしたので、興味本位で実技試験を受験しました。
試験内容はAWSの認定資格と比較してより実践的な内容となっておりホームページにも紹介されていますが、オンプレ上で動いているECサイトをAWS上に移行させるためにソリューションアーキテクトとしてどのように設計するのかという内容でした。
設計問題と実装問題の2段階に分かれており、AWSマネージドサービスを活用して適切な構成図を作成し次に設計図に基づいた実装を試験用のAWSアカウントから構築しました。
HPでも紹介されていますが、実際に設計から実装までを経験する機会は今まで少なかったので中々難しいものでした。
https://twitter.com/Y0u281/status/1390316623605633024

ディスカッションイベント参加

受験後、運営からディスカッションイベント参加の招待をいただき、他の登録者と一緒に試験問題のフィードバックを交えながら、数人のチームに分かれてインフラ構成の設計についてディスカッションしました。
AWSアーキテクチャのフレームワークであるWell-Architectedの説明から始まり、構成される5つの内、以下3つの柱を中心にディスカッションしてきました。

  • オペレーショナルエクセレンスの柱
  • セキュリティの柱
  • 信頼性の柱

試験問題の疑似回答として用意されたAWSクラウド上に展開されたECサイトのアーキテクチャに対してバッドプラクティスな部分はどこか、間違っている場合どのように改善すればよいのかを複数人のチームで話し合いよりベストなアーキテクチャに改善していきました。
他の人の経験や知識から普段の業務でも参考になる部分もあり、ただディスカッションするだけでなく、私の仕事の知見にも役立つイベントでした。

時間の都合でパフォーマンス効率とコスト最適化部分については話し合えませんでしたが、直近の私の仕事でコスト最適化業務がありましたので、次回以降もこのようなディスカッションイベントがありましたらまた参加したいと思いました。

GitHubで編集を提案

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